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プロ野球

【DeNA】「悪夢のようだった」開幕3連敗のバウアーに米メディアが厳しい評価「メジャーに復帰できる可能性は低い」

THE DIGEST編集部

2025.04.23

2年ぶりにNPB復帰のバウアー投手。今季3戦に登板し0勝3敗と不調だ。写真:鈴木颯太朗

2年ぶりにNPB復帰のバウアー投手。今季3戦に登板し0勝3敗と不調だ。写真:鈴木颯太朗

 4月22日、DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が本拠地での阪神戦に先発登板し、7回(96球)を投げて被安打9、被本塁打1、2奪三振、2四球、4失点(自責4)の内容で今季3敗目を喫した。

 バウアーは、初回に阪神の1番・近本光司をファーストゴロ、2番・中野拓夢をピッチャーゴロ、3番・森下翔太をサードゴロの三者凡退に抑えた。しかし、2回の先頭・佐藤輝明にライトへ三塁打を打たれ、1死三塁のピンチ。5番・大山悠輔の犠牲フライで失点を許した。
【動画】DeNAバウアーが近本光司に本塁打を浴びる瞬間…

 3回は無失点に抑えたが、4回に2番・中野と3番・森下に連続で安打を浴び、無死一、三塁のピンチで4番・佐藤の適時二塁打で失点。また1番・近本には5回に左前適時打で3失点目、さらに7回の先頭でライトへの本塁打を浴びて、立て続けに追加点を許してしまった。

 バウアーは7回で降板。この日は感情を剥き出しにするような様子はなく、ただただうな垂れる姿を見せていた。
 
 この結果に米メディア『PFSN』は記事の中で、バウアーについて「21年シーズン以来、MLBレベルで投球していない」と断言し、「25年シーズン開幕時点で0勝3敗、防御率5.00と低迷している。このスロースタートから、彼がメジャーリーグに復帰できる可能性は低いとの声も多い」と伝えた上で、以下のように手厳しい意見を記した。

 また同メディアは「バウアーがMLB復帰を望むなら、もっと良い投球をする必要があるが、例えより良い投球ができたとしても、球団は彼と契約し、物議を醸す問題や悩みを抱えたくないと考える可能性が高いだろう」と記述し、MLB復帰の可能性が低い理由を並べた。

 またMLBなどを報じるスポーツサイト『EssentiallySports』はこの日のバウアーの投球に対して「悪夢のようだった」と評し、続けて「日本は彼のリベンジストーリーとなるはずだった...。かつてマウンドの巨匠と称えられた元MLBエース投手は、かつてのスポットライトから何千マイルも離れたリーグの混沌に巻き込まれてしまった」と報じた。

 今シーズン未だ勝ち星が付いていないバウアー。大きな期待を背負い日本球界へと復帰しただけにネット上には「酷いな」「闘志を見せてほしい」「結構ショック」「ダメなら為す術なしっ」「もう諦めます」などと日本人ファンから落胆の声が噴出した。本来の力を発揮し、球場を沸かせるような圧巻のパフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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