2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会会長を務めるケイシー・ワッサーマン氏が、米メディア『Sports Illustrated』のインタビューで同五輪でのメジャーリーガー参加についての想いを語った。
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ロサンゼルス五輪では、すでにロサンゼルス・ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアムが野球競技の会場に決定している。また、ドジャースの大谷翔平をはじめ、現役選手から五輪出場の意思を示す声が挙がるなど3年後の大会に向け、メジャートッププレーヤー参加への気運は高まり続けていると言えるだろう。
『Sports Illustrated』の4月23日配信の記事では、ワッサーマン会長が準備を推し進める上で、やはり野球競技ではMLB選手の参加が大きな目標であると強調するコメントが綴られている。
ワッサーマン会長は、「リーグや選手会とは非常に多くの話し合いを重ねてきた」と振り返るとともに、「双方とも、これは唯一無二の機会であることを認識しており、複雑ではあるが我々全員が協力して“正しい形”に持っていけるよう努力している。理想はもちろん、メジャーリーガーの出場だ」などと述べている。
また、米国内でスポーツエージェンシー「ワッサーマン」のCEOでもある同会長は、現役選手が出場の意欲を示したことについても言及。「最初に名乗りを上げてくれたのがブライス・ハーパーとショウヘイ・オオタニだったことが良かった。どちらも、弊社とは契約のない選手だ」と話しており、それぞれが自主的に意思表明したことへの謝意を表している。
そして、「選手たちは最も強い発言力を持っている」と説くワッサーマン会長は、「彼らがプレーしたいと望むならその意思はプロセスに大きな影響を与えるだろう」と今後に向けた期待の言葉も発している。
一方、記事では来年開催される2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を、五輪の予選も兼ねて行なう構想があると伝えており、すでに議論も行なわれているという。ワッサーマン氏は、「WBCは本当に素晴らしい功績」と評しながら、「世界中の才能を示す最高の舞台であり、五輪と組み合わせるには理想的なフォーマットだ」などと胸中を明かしている。
もちろん、ワッサーマン会長の語る壮大な目標実現までに多くの課題があることは確かだが、野球の“母国”で行なわれる五輪に相応しい盛り上がりをファンも求めている。果たして3大会ぶりとなる五輪野球では、これまでになかった景色がみられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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ワッサーマン会長は、「リーグや選手会とは非常に多くの話し合いを重ねてきた」と振り返るとともに、「双方とも、これは唯一無二の機会であることを認識しており、複雑ではあるが我々全員が協力して“正しい形”に持っていけるよう努力している。理想はもちろん、メジャーリーガーの出場だ」などと述べている。
また、米国内でスポーツエージェンシー「ワッサーマン」のCEOでもある同会長は、現役選手が出場の意欲を示したことについても言及。「最初に名乗りを上げてくれたのがブライス・ハーパーとショウヘイ・オオタニだったことが良かった。どちらも、弊社とは契約のない選手だ」と話しており、それぞれが自主的に意思表明したことへの謝意を表している。
そして、「選手たちは最も強い発言力を持っている」と説くワッサーマン会長は、「彼らがプレーしたいと望むならその意思はプロセスに大きな影響を与えるだろう」と今後に向けた期待の言葉も発している。
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もちろん、ワッサーマン会長の語る壮大な目標実現までに多くの課題があることは確かだが、野球の“母国”で行なわれる五輪に相応しい盛り上がりをファンも求めている。果たして3大会ぶりとなる五輪野球では、これまでになかった景色がみられるだろうか。
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