米メディア『ESPN』が、MLB史上最高のタレント力を持ったチームを独自選定した。順位は、タレント力の定義を生産性とし、bWAR(勝利貢献度を示す指標)とその構成要素(打撃、走塁、守備、先発、ブルペン)によって算出している。TOP10は次の通り。
10位 2007年ボストン・レッドソックス(bWAR:71.8)
9位 2022年アトランタ・ブレーブス(bWAR:72.3)
8位 2017年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:72.5)
7位 1942年セントルイス・カーディナルス(bWAR:74.2)
6位 2019年ニューヨーク・ヤンキース(bWAR:75.0)
5位 1943年セントルイス・カーディナルス(bWAR:75.6)
4位 2021年タンパベイ・レイズ(bWAR:79.9)
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3位 2025年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:83.2)
パーセンタイルランク:打撃(99.8)、走塁(85.8)、守備(51.2)、先発(99.6)、ブルペン(85.6)
「今年のドジャースより、才能に恵まれたチームがかつて存在しただろうか。25年のチームは歴史的に見ても、異例の才能を擁している。ただ、非常に高い期待に応えられるかは選手次第。とくに佐々木朗希が好例だ。佐々木は大きな期待を集めたが、MLBでの実績はこれからで、数値も予測に過ぎない。今シーズンが終わった時、25年のドジャースがこの順位を維持するのか、あるいは上下するのか。それでも特別な才能が集まったチームであることは間違いない」
2位 2019年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:86.2)
パーセンタイルランク:打撃(95.8)、走塁(82.2)、守備(89.2)、先発(99.6)、ブルペン(75.7)
「数年前、リーグの階層化が大きな話題となったが、19年シーズンはとくに顕著だった。このシーズンは100勝を挙げたのが4チーム、90勝を超えたのが6チームあった。そうした時代のチームにあって、注目すべきはすでに退団した選手だろう。19年のドジャースには、コリー・シーガー、コディ・ベリンジャーがいた。ケンリー・ジャンセンはブルペンの要だった。圧倒だったのは先発陣だ。リュ・ヒョンジンは防御率1位でナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位となった。ウォーカー・ビューラー、クレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル、フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリンはいずれも6試合以上に先発し、ERA+が140を超えた」
1位 2019年ヒューストン・アストロズ(bWAR:87.2)
パーセンタイルランク:打撃(95.6)、走塁(27.8)、守備(90.3)、先発(99.4)、ブルペン(92.7)
「分析方法の選択にもよるが、少なくとも過去10年で19年のアストロズほど強力な選手層を擁したチームはほとんどなかった。カルロス・コレア、アレックス・ブレグマン、ジョージ・スプリンガー、ホセ・アルトゥーベが絶好調で、マイケル・ブラントリーやユリ・グリエルといったベテラン勢も好調。ヨルダン・アルバレスはルーキーシーズンを迎え、経験の浅いカイル・タッカーもチームに貢献。ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールはともに20勝を挙げて、サイ・ヤング賞レースでワンツーフィニッシュと、投手陣も充実していた」
独自調査ながらMLB史上3番目の評価を得た25年のドジャースは、はたして評判通りの結果を出すことができるのか。
構成●THE DIGEST編集部
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10位 2007年ボストン・レッドソックス(bWAR:71.8)
9位 2022年アトランタ・ブレーブス(bWAR:72.3)
8位 2017年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:72.5)
7位 1942年セントルイス・カーディナルス(bWAR:74.2)
6位 2019年ニューヨーク・ヤンキース(bWAR:75.0)
5位 1943年セントルイス・カーディナルス(bWAR:75.6)
4位 2021年タンパベイ・レイズ(bWAR:79.9)
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3位 2025年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:83.2)
パーセンタイルランク:打撃(99.8)、走塁(85.8)、守備(51.2)、先発(99.6)、ブルペン(85.6)
「今年のドジャースより、才能に恵まれたチームがかつて存在しただろうか。25年のチームは歴史的に見ても、異例の才能を擁している。ただ、非常に高い期待に応えられるかは選手次第。とくに佐々木朗希が好例だ。佐々木は大きな期待を集めたが、MLBでの実績はこれからで、数値も予測に過ぎない。今シーズンが終わった時、25年のドジャースがこの順位を維持するのか、あるいは上下するのか。それでも特別な才能が集まったチームであることは間違いない」
2位 2019年ロサンゼルス・ドジャース(bWAR:86.2)
パーセンタイルランク:打撃(95.8)、走塁(82.2)、守備(89.2)、先発(99.6)、ブルペン(75.7)
「数年前、リーグの階層化が大きな話題となったが、19年シーズンはとくに顕著だった。このシーズンは100勝を挙げたのが4チーム、90勝を超えたのが6チームあった。そうした時代のチームにあって、注目すべきはすでに退団した選手だろう。19年のドジャースには、コリー・シーガー、コディ・ベリンジャーがいた。ケンリー・ジャンセンはブルペンの要だった。圧倒だったのは先発陣だ。リュ・ヒョンジンは防御率1位でナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位となった。ウォーカー・ビューラー、クレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル、フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリンはいずれも6試合以上に先発し、ERA+が140を超えた」
1位 2019年ヒューストン・アストロズ(bWAR:87.2)
パーセンタイルランク:打撃(95.6)、走塁(27.8)、守備(90.3)、先発(99.4)、ブルペン(92.7)
「分析方法の選択にもよるが、少なくとも過去10年で19年のアストロズほど強力な選手層を擁したチームはほとんどなかった。カルロス・コレア、アレックス・ブレグマン、ジョージ・スプリンガー、ホセ・アルトゥーベが絶好調で、マイケル・ブラントリーやユリ・グリエルといったベテラン勢も好調。ヨルダン・アルバレスはルーキーシーズンを迎え、経験の浅いカイル・タッカーもチームに貢献。ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールはともに20勝を挙げて、サイ・ヤング賞レースでワンツーフィニッシュと、投手陣も充実していた」
独自調査ながらMLB史上3番目の評価を得た25年のドジャースは、はたして評判通りの結果を出すことができるのか。
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