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大谷翔平が今季4度目の猛打賞&三盗成功で今季6盗塁! ドジャースが4試合ぶりの白星。佐々木朗希は6回途中3失点でメジャー初勝利はまたも持ち越し

THE DIGEST編集部

2025.04.27

大谷は今季4度目の猛打賞と打棒が爆発した。(C)Getty Images

大谷は今季4度目の猛打賞と打棒が爆発した。(C)Getty Images

 現地4月26日、ロサンゼルス・ドジャースはピッツバーグ・パイレーツに8対4で競り勝ち、連敗を3でストップした。佐々木朗希がメジャー初勝利をかけて6度目の先発登板をしたが、6回途中(93球)5安打3失点で降板。またも初勝利は持ち越しとなった。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は5打数3安打1打点と猛打爆発。今季4度目の猛打賞を記録する活躍だった。
【動画】右へ左の広角打法。大谷翔平が今季4度目の猛打賞

 佐々木はプレーボール直後、1番オニール・クルーズに初球96.8マイル(約156キロ)の直球をバックスクリーンに運ばれて唖然。先頭打者アーチを食らい失点する。後続は外野フライ3つに打ち取ったが、いきなり先制点を献上した。

 だがその裏、ドジャースは大谷が真ん中付近のスライダーを捉え、右中間を破る二塁打で出塁。2死三塁にかわって4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で追い付くと、続くトミー・エドマンの内野への打球を二塁手が悪送球している間に二走のヘルナンデスが生還して逆転した。

 佐々木は2回以降は立ち直りパイレーツ打線をゼロに抑える。3回は本塁打を浴びたクルーズをスプリットで空振り三振。4回は先頭のエマヌエル・バルデスをスプリットで空振り三振に斬って取ると、この試合初めて三者凡退とした。

 だが5回は先頭に右前打を許すと、続くトミー・ファムに左中間への二塁打で無死二、三塁とピンチを招く。佐々木は次打者を変化球で空振り三振に仕留めたが、続くクルーズにスプリットを捉えられ、逆転の右前適時打を許した。さらに2番ブライアン・レイノルズにセンターへ大飛球を打たれるが、これを中堅アンディ・パヘスがジャンピングキャッチしてピンチを防ぐと、佐々木はグラブを叩いて喜んだ。このあと2死一塁から暴投でピンチを広げたが、二ゴロに打ち取って2失点とした。

 2点ビハインドのドジャースは直後に大谷が右手一本で右翼線に弾き返す三塁打、フレディ・フリーマンの適時打で再び同点。佐々木は6回のマウンドにも上がり、エマヌエル・バルデスを一ゴロ、ジョーイ・バートをこの日4つ目となる三振を奪ったが次打者に死球を与えたところで、交代を告げられた。
 
 ドジャースは7回にパイレーツに勝ち越しを許したが、その直後に1アウトからパヘスが右安打、大谷が左中間を破る二塁打で4対4の同点。この日3本目の長打となる大谷の適時打でドジャースが三度追い付く粘りをみせる。大谷はこのあと果敢に三盗を敢行。今季6つ目となる盗塁に成功してチャンスを広げたが、惜しくも得点にはつながらなかった。

 ドジャースは8回、T・ヘルナンデスがパイレーツ3番手コリン・ホルダーマンのカットボールを豪快にレフトに弾き返す7号ソロ本塁打でついに5対4と勝ち越す。さらに無死一、二塁に好機を広げ代打エンリケ・ヘルナンデスがダメ押しの3ラン。“キケ”の一発でリードを4点とする。勢いが止まらないドジャースは打線がつながり無死一、三塁で大谷に5度目の打席が回るが惜しくも二ゴロ。加点は奪えなかったが、終盤の集中打でドジャースが4試合ぶりに白星を掴んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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