ロサンゼルス・ドジャースに今シーズン、サンフランシスコ・ジャイアンツから単年1700万ドル(約24億円)の契約で加入した32歳のベテラン外野手マイケル・コンフォート。強打と実績を引っ提げてドジャースに加入したが、開幕から苦しいシーズンを送っている。

　開幕から26試合に出場しているコンフォートの成績は、２本塁打、５打点、打率.169、出塁率.303、OPS.592と低迷している。かつてニューヨーク・メッツでワールドシリーズにも出場した実績を持つ男のバットが、期待に応えられていない現状がある。
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  　この状況に対し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の取材に次のように語り、コンフォートの現状に苦言を呈するともに、復調に期待を示している。

「彼は打席で迷いが多く、慎重になりすぎている。自分の打撃ゾーンや、打席で何をしたいのかが明確になっていない。もっと明確な意識を持って、自由に打席に立てるようになれば変わってくるはずだ。調子が悪い時、選手たちは少し頭が混乱することがあると思う」

　チームはコンフォートの本来の力を信じ、復調を待っている。かつてのワールドシリーズで見せたような輝きを取り戻し、打線に厚みをもたらすことができれば、ドジャースのさらなる躍進に繋がるだろう。ベテランの意地に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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