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「すごくショック」今永昇太、左ハムストリング負傷で緊急降板「少なくとも1か月は欠場する」地元メディアが苦渋の予想

THE DIGEST編集部

2025.05.05

ブルワーズ戦で左ハムストリングを負傷した今永。(C)Getty Images

ブルワーズ戦で左ハムストリングを負傷した今永。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太が緊急降板した。現地5月4日のミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発した今永は6回、一塁ベースカバーに走った際に左ハムストリングを負傷してしまった。

 6回の先頭ジャクソン・チョーリオに左前打を許した今永は、2番アイザック・コリンズを二飛に抑えてたが、3番ウィリアム・コントレラスに四球を与えて1死一、二塁。続く4番クリスチャン・イエリッチを一ゴロに仕留めて3ー6ー1の併殺を狙ったが、一塁はセーフとなった。

 このプレーでマウンドから一塁ベースカバーに走った今永は、ダッシュの最中に左ハムストリングを痛めてしまい、苦悶の表情を浮かべた。今永は降板する5回2/3まで、84球、被安打4、4奪三振と好投していたが、2番手のジュリアン・メリーウェザーがブルワーズ打線につかまり、一挙4失点。カブスは0対4で敗れた。

 試合後、今永は「患部がどれくらい損傷しているのか分からないですけど、自分のなかで初めての箇所なので、明日チェック(検査)しなければ何が起こっているのかわからない状態」と説明。「今週、身体の状態はすごくよくて、きょうの試合前の準備もよかった。水分量とか、筋肉の状態もかなりいい状態で、この太ももの裏を怪我する前兆はまったくなかった。自分としてはすごくショック」と語った。

 前回登板のピッツバーグ・パイレーツ戦でも両足のけいれんで6回途中に降板。2試合連続の緊急降板となった。「ピッツバーグの時は太ももの前だったので、場所がまず違うというのと、いまは自然に歩けているので、自分としてはこれがどれだけひどいのか軽い状態なのか、初めてのところなので分からない」と、前回は太ももの前、今回は太ももの後ろと別の負傷だと感じているという。

【動画】一塁ベースカバーに走った今永が左ハムストリングを負傷
 
 クレイグ・カウンセル監督は、「何が起こっているのか確認するために、明日画像診断を行なう予定だ。彼はこれまで下半身の筋肉の肉離れを経験したことがなく、この感覚が何を意味するのか、少し不安に思っているようだ」と説明した。

 カブス専門メディア『Cubbies Crib』は、「チームが長期にわたって欠くことができない選手がいるとすれば、それはイマナガだ。ジャスティン・スティールが肘の手術で今シーズン全休が決まったが、イマナガもしばらく欠場しそうだ。スティールは2024年の開幕戦でハムストリングを負傷し、1か月ほど欠場した。イマナガも少なくとも1か月は欠場するだろう」と苦渋の見通しを伝えている。

 スティールに続いて今永も長期欠場となれば、ナ・リーグ西地区で首位を走るカブスにとって大きな打撃となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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