シカゴ・ホワイトソックスは現地６日（日本時間７日）、カンザスシティ・ロイヤルズとの４連戦の２戦目を敵地コウフマン・スタジアムで戦った。３対２と１点リードで迎えた９回裏、信じられない幕切れが待っていた。

　この日、１番・ショートで先発出場していたチェイス・メイドロスは、８回裏から二塁の守備についていた。無死一塁の場面、ロイヤルズの７番・ドリュー・ウォーターズが打ち上げた打球は、平凡な二塁フライに見えた。ところが、これをメイドロスがまさかのエラー。グラブに当たったボールは無情にも彼の頭部をかすめ、ライト方向に転々と転がった。
【動画】平凡な二塁フライでまさかのエラーをしたメイドロス
  　一瞬の出来事に球場全体が静まり返る中、塁上の走者はそれぞれ進塁し、無死一・二塁とピンチが拡大。続く打者を抑えることができず、最後は痛恨のサヨナラ負け。リードを守りきれず、まさかの形で勝利を逃した。

　このプレーにファンからは「海外版の宇野さんだ」「宇野さんに比べたら芸術性に欠ける」「珍プレーに登録や」「痛くなさそうで良かった」「次はキャッチできるよ、ファイト」といった声がSNS上に寄せられた。

　珍プレーとも言えるメイドロスのエラー。勝利目前のチームを奈落の底に突き落としたという意味では、あまりにも代償の大きいミスとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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