現地5月7日、ロサンゼルス・エンジェルスの菊池雄星が古巣のトロント・ブルージェイズ戦に先発し、6回を投げて5安打6奪三振1失点。チームはサヨナラ勝ちを収めたが、日本人左腕はまたしても初勝利を挙げることはできなかった。
【動画】菊池雄星が6回1失点の好投も、またも初白星ならず…
今季8試合目の先発マウンドとなった菊池。初回は1死から連打で一、二塁のピンチを背負うが、4番ジョージ・スプリンガーを三ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱した。
2回以降、菊池はスコアボードにゼロを刻み続ける力投を見せるが、味方打線もブルージェイズ先発のホセ・ベリオスから1点が奪えない。すると6回、菊池は1死二塁からアンソニー・サンタンダー に中前適時打を浴びて先制点を許す。しかしその裏、エンジェルス打線がすぐに追いつき、菊池は1対1のまま6回でマウンドを降りた。
エンジェルスは7回に菊池の後を継いだリード・デトマーズがいきなり3連打を浴び、わずか9球で降板する。3番手以降も打ち込まれて3点を失い敗戦濃厚だったが、2点差に詰めた9回に四球と連打で1死満塁のビッグチャンスをつくると、4番ホルヘ・ソレアが三塁線を抜けるタイムリーヒット。相手左翼がもたついてボールが転々とする間に一塁ランナーまで生還。エンジェルスが最後の最後で逆転サヨナラ勝ちを収めた。
劇的な展開で連勝を飾ったエンジェルスだが、この日を含めて菊池は4度のクオリティ・スタート(先発投手が6回以上を投げ、自責点を3点以内に抑えること)を達成するも、今シーズンは0勝4敗と未だ勝ち星がない。
左腕の実状には現地記者からも同情の声が上がっている。米メディア『The Sporting Tribune』のエンジェルス担当であるジャック・ジェーンズ氏は6回1失点の菊池のピッチングを「素晴らしい投球」と好評価しているが、「日本人左腕の降板後、攻撃陣はまたしても必要な場面で息を吹き返して躍動した」と伝え、菊池にまたも勝ち負けが付かなかったことを補足した。
同じくエンジェルスの番記者で、地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー氏は菊池が4イニングまでに投じた球数63球のうち、「49球がストライク。ボールは14個だ」と注目。制球良く好投を続けていただけに、打線の援護が遅かったことを不憫に感じている。
初白星がなかなか遠い菊池。日本人左腕の奮闘は続く。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】韓国人ルーキーが大谷翔平の“好意的な振る舞い”に感謝!「相乗効果」を生み出す日韓コンビが現地中継でも話題
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2回以降、菊池はスコアボードにゼロを刻み続ける力投を見せるが、味方打線もブルージェイズ先発のホセ・ベリオスから1点が奪えない。すると6回、菊池は1死二塁からアンソニー・サンタンダー に中前適時打を浴びて先制点を許す。しかしその裏、エンジェルス打線がすぐに追いつき、菊池は1対1のまま6回でマウンドを降りた。
エンジェルスは7回に菊池の後を継いだリード・デトマーズがいきなり3連打を浴び、わずか9球で降板する。3番手以降も打ち込まれて3点を失い敗戦濃厚だったが、2点差に詰めた9回に四球と連打で1死満塁のビッグチャンスをつくると、4番ホルヘ・ソレアが三塁線を抜けるタイムリーヒット。相手左翼がもたついてボールが転々とする間に一塁ランナーまで生還。エンジェルスが最後の最後で逆転サヨナラ勝ちを収めた。
劇的な展開で連勝を飾ったエンジェルスだが、この日を含めて菊池は4度のクオリティ・スタート(先発投手が6回以上を投げ、自責点を3点以内に抑えること)を達成するも、今シーズンは0勝4敗と未だ勝ち星がない。
左腕の実状には現地記者からも同情の声が上がっている。米メディア『The Sporting Tribune』のエンジェルス担当であるジャック・ジェーンズ氏は6回1失点の菊池のピッチングを「素晴らしい投球」と好評価しているが、「日本人左腕の降板後、攻撃陣はまたしても必要な場面で息を吹き返して躍動した」と伝え、菊池にまたも勝ち負けが付かなかったことを補足した。
同じくエンジェルスの番記者で、地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー氏は菊池が4イニングまでに投じた球数63球のうち、「49球がストライク。ボールは14個だ」と注目。制球良く好投を続けていただけに、打線の援護が遅かったことを不憫に感じている。
初白星がなかなか遠い菊池。日本人左腕の奮闘は続く。
構成●THE DIGEST編集部
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