ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が今季3敗目を喫した。
現地5月8日に行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発した山本は、初回を三者凡退に抑える好スタート。2回も2本の安打を許しながら無失点で切り抜けた。3人で終わらせた3回を経て、4回に大きな落とし穴が待っていた。
先頭の3番ペイビン・スミスに四球を与えると、4番ジョシュ・ネイラーの二遊間への打球が内野安打に。5番エウヘニオ・スアレスには0ー2と追い込みながら最終的に死球を与えてしまい、山本は無死満塁のピンチを背負った。
続く6番ガブリエル・モレノに対してボールが先行すると、カウント2ー0からの投じた変化球を強振され、これが右翼ブルペンに飛び込む満塁本塁打となった。メジャーで初めて満塁弾を浴びた山本は、続く5回にも2番ケテル・マーテイにソロ本塁打を打たれて計5失点。この回でマウンドを降りた。試合はドジャースが3対5で敗れている。
この日の山本には、いつもと違う点があった。これまで中6日だった登板間隔が、初めて中5日で登板したのだ。米メディアは満塁弾などで5失点の山本に辛辣だった。カリフォルニア紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者は、「今シーズン最悪のスタート」と伝え、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「今年ワーストの出来だった」と伝えた。
【動画】満塁本塁打を含む2本のアーチを打たれた山本由伸
米放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者も「最悪の内容で5失点」とXにポストした一方、米メディア『Athlon Sports』は「メジャーキャリアで初のグランドスラムを打たれた。いくら山本が優れているとはいえ、投手は誰もが打たれるのだ」と擁護している。
また、ドジャースファンは「負けは仕方がない。ヨシは少し調子が悪かった」「ヤマモトらしからぬ投球だった」「きょうの山本はよくなかったな」「攻撃陣が山本を援護する必要があった」「山本の時は、いつも打線が打たない」などと同情の声も挙がっていた。
ドジャースは8回1死一、二塁の場面でマックス・マンシーが中越えエンタイトル二塁打を放って1対5とし、6番アンディ・パヘスも右前適時打で続いて2対5と追い上げた。さらに9回2死から大谷翔平が11号ソロ本塁打を放って3対5とするも、後続が続かずに3対5で敗れた。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「持続可能ではない」投球回数が伸びない先発陣と過酷なブルペン…指揮官の苦悩「リーグトップになりたいわけではない」
【記事】防御率0.00「まだ貢献できると思っている」フィリップス、開幕ILから復帰も…右前腕部違和感で再離脱
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先頭の3番ペイビン・スミスに四球を与えると、4番ジョシュ・ネイラーの二遊間への打球が内野安打に。5番エウヘニオ・スアレスには0ー2と追い込みながら最終的に死球を与えてしまい、山本は無死満塁のピンチを背負った。
続く6番ガブリエル・モレノに対してボールが先行すると、カウント2ー0からの投じた変化球を強振され、これが右翼ブルペンに飛び込む満塁本塁打となった。メジャーで初めて満塁弾を浴びた山本は、続く5回にも2番ケテル・マーテイにソロ本塁打を打たれて計5失点。この回でマウンドを降りた。試合はドジャースが3対5で敗れている。
この日の山本には、いつもと違う点があった。これまで中6日だった登板間隔が、初めて中5日で登板したのだ。米メディアは満塁弾などで5失点の山本に辛辣だった。カリフォルニア紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者は、「今シーズン最悪のスタート」と伝え、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は「今年ワーストの出来だった」と伝えた。
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米放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者も「最悪の内容で5失点」とXにポストした一方、米メディア『Athlon Sports』は「メジャーキャリアで初のグランドスラムを打たれた。いくら山本が優れているとはいえ、投手は誰もが打たれるのだ」と擁護している。
また、ドジャースファンは「負けは仕方がない。ヨシは少し調子が悪かった」「ヤマモトらしからぬ投球だった」「きょうの山本はよくなかったな」「攻撃陣が山本を援護する必要があった」「山本の時は、いつも打線が打たない」などと同情の声も挙がっていた。
ドジャースは8回1死一、二塁の場面でマックス・マンシーが中越えエンタイトル二塁打を放って1対5とし、6番アンディ・パヘスも右前適時打で続いて2対5と追い上げた。さらに9回2死から大谷翔平が11号ソロ本塁打を放って3対5とするも、後続が続かずに3対5で敗れた。
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