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MLB

メジャー49年間で日本人“たった2人”だけが珍記録達成の可能性も。今永昇太に続くもう1人の投手は?

THE DIGEST編集部

2025.05.11

今永を含め、日本人のメジャーでの活躍が目立っている。(C) Getty Images

今永を含め、日本人のメジャーでの活躍が目立っている。(C) Getty Images

 ボルティモア・オリオールズの菅野智之は現地時間5月9日、敵地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発出場。メジャーでは自己最長となる7回1/3(93球)を投げ、3安打1失点、無四球5奪三振と快投し、チームの4-1での勝利に貢献した。

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 菅野は序盤から快調に飛ばし、6回まで完璧なピッチング。7回には1点を奪われたが、緩急自在の投球で打者を翻弄し続けた。防御率は3.00→2.72にまで上昇。今季4勝目を挙げ、チームの連敗を「5」でストップさせた。

 オリオールズの地元紙『The Baltimore Sun』のマット・ウェイリッチ記者は、自身のXで菅野の投球内容について言及。「オリオールズのトモユキ・スガノは今シーズン、7イニング以上を投げて無四球の登板が3回あり、フィラデルフィア(・フィリーズ)のザック・ウィーラーと並んでメジャー最多記録となった」とその凄みを伝えている。
 
 さらに、同記者は日本の国旗マークを添えるとともに、珍しいデータも紹介。「過去49シーズンにわたって、MLBで防御率3.00未満、BB/9(与四球率)2.0未満をマークする新人先発投手はショウタ・イマナガ(2024)とトモユキ・スガノ(2025)のわずか2人だけだ」と今永昇太(シカゴ・カブス)と菅野の制球力の高さを伝えた。

 2024年の今永の成績は、防御率2.91、与四球率1.45。菅野は、今季8試合で防御率2.72、与四球率1.55を誇っており、このまま好調を維持すれば、日本人“たった2人”だけが希少な記録を達成できる可能性もあり得る。

 現在、今永は31歳で菅野は35歳。NPBで経験を積んで海を渡った“逸材”たちが、今後どんな活躍をみせてくれるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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