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大谷翔平が8戦連続安打もドジャースはサイ・ヤング賞右腕の前に打線沈黙...今季3度目の完封負け

THE DIGEST編集部

2025.05.11

大谷は3打数1安打だった。(C) Getty Images

 現地5月10日、ロサンゼルス・ドジャースがアリゾナ・ダイヤモンドバックスに0対3で敗れた。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は3打数1安打で、連続試合安打を8試合に伸ばしている。
【動画】大谷翔平が一、二塁間を痛烈に破る右前打

 前日の試合では、同点の9回表に決勝12号3ランを放つなど、6打数3安打4打点と躍動した大谷。同地区ライバルを退ける3戦連続アーチに注目が集まった。

 大谷は初回、2021年サイ・ヤング賞に輝いた先発コービン・バーンズのカットボールを右前打。一、二塁間を痛烈に破るヒットで出塁したが、続くムーキー・ベッツが遊併殺で得点にはつながらなかった。

 3回2死一での第2打席は申告敬遠。一、二塁に広がりドジャースは先制のチャンスだったが、ベッツが中飛に倒れた。

 1点ビハインドの5回、ドジャースは8番のキム・ヘソンが中安打。次打者が犠打で二塁に進め、得点圏にランナーを置いた場面で大谷に打席が回ってくる。バーンズの初球カットボールを積極的に振りにいったが、打ち損じて二ゴロ。ベッツも三ゴロに倒れて、ドジャースはまたも得点ならず。サイ・ヤング賞右腕から1点が遠い。

 逆にドジャース先発のダスティン・メイは5回まで1点に抑えていたが、6回にユジニオ・スアレスに初球のシンカーを捉えられ中越えソロ。重い1点を与えてしまう。
 
 ダイヤモンドバックスは8回、好投のバーンズから2番手のライン・ネルソンに交代する。なんとか反撃したいドジャースだったが、先頭の大谷は2球目のカットボールを打ち返すも右直。上位打線からの好打順も得点を挙げられなかった。

 ドジャースはその裏に加点を与え、ダイヤモンドバックスが3点リードのまま逃げ切り。ドジャースは自慢の強力打線が沈黙し、チームは今季3度目の完封負けを喫した。

構成●THE DIGEST編集部

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