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大谷翔平が2安打1打点で今季最長更新の9戦連続安打!「母の日」に好調ドジャース打線は18安打の猛打爆発で完勝。首位に再浮上

THE DIGEST編集部

2025.05.12

大谷は4打数2安打。ピンク色のバットで2戦ぶりのマルチ安打とし、今季最長9試合連続安打とした。(C) Getty Images

大谷は4打数2安打。ピンク色のバットで2戦ぶりのマルチ安打とし、今季最長9試合連続安打とした。(C) Getty Images

 現地5月11日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに8対1で完勝し、ナ・リーグ西地区首位に返り咲いた。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は5打数2安打1打点で2戦ぶりのマルチ安打を挙げ、今季最長を更新する9試合連続安打とした。
【動画】「母の日」仕様のピンクバットで登場。2戦ぶりのマルチ安打

 この日は「母の日」。特別仕様のピンク色バットで第1打席に立った大谷は痛烈な当たりも一ゴロに倒れる。しかしドジャースは、続くムーキー・ベッツが中安打で出塁すると、フレディ・フリーマンが左中間への二塁打を放ち、相手左翼が打球処理にもたつく間に一塁ランナーのベッツが一気に生還して先制のホームを踏んだ。

 1点リードで迎えた5回、第2打席で空振りだった大谷は外角のチェンジアップをピッチャー返し。中前に抜け、これで9戦連続安打を記録する。ベッツが左安打で大谷は俊足を生かして三塁に進むと、この好機にフリーマンがきっちり中犠飛で大谷をホームに返した。さらにウィル・スミスの中適時打で、ドジャースがリードを3点に広げた。
 
 好調なドジャース打線は6回にも2死三塁とし、得点圏で大谷を迎える。これ以上の追加点は与えたくないダイヤモンドバックスは先発のザック・ゲーレンに代え、左腕のジョセフ・マンティプライをぶつけるが、大谷はカウント1-1から内角に来たカーブを痛烈な打球で右前に運び、点差を4点に広げる。このあと大谷は二盗を敢行したが失敗に終わった。
 
 7回にフリーマンの9号ソロホームランが飛び出し、効果的に加点したドジャースは9回、大谷に5度目の打席が回る。ここは外角のスライダーにバットを引っかけて一ゴロに倒れたが、続くベッツが右中間へのソロ本塁打で6対1。このあと打線がつながり2点を加えてダメを押した。

 投げては先発のトニー・ゴンソリンが5回を投げて3安打4奪三振無失点で今季2勝目。打線も18安打と破壊力を見せつけたドジャースが攻守でダイヤモンドバックスを圧倒した。

構成●THE DIGEST編集部

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