コロラド・ロッキーズは現地10日(日本時間11日)、バド・ブラック監督の解任を発表した。これは、前日のサンディエゴ・パドレス戦で21対0という歴史的大敗を喫した直後の決定だった。チームの低迷を受け、球団は指揮官の交代に踏み切った。
米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じたところによると、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者に対し、ブラック監督の解任について受け止めた印象を、率直な言葉で語ったという。
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「がっかりしているし、失望もしている。たとえケーシー・ステンゲル監督のような名将であっても、あのチームの状況を変えることはできなかったと思う。これは監督の責任ではない」
ロッキーズは2023年に球団創立以来初の103敗を喫し、昨年も101敗と2年続けて3桁の負けを記録している。リーグ20位の年俸総額に対し、アクティブな26人枠の年俸はさらに低い24位。限られた戦力の中、チーム再建は困難を極めている。オーナーのリチャードL・モンフォートは補強に積極的でなく、フロントオフィスへの批判も根強い。チームは低迷から抜け出せず、厳しい状況が続いている。
2017年からチームを率いたブラック監督の解任は、ロッキーズにとって大きな転換期となるのか。新たな指揮官の下、チームがどのように再出発を図るのか注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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