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先発陣に故障者続出も…ドジャースは大谷翔平の“二刀流復活”に万全を期す「気持ちを抑え、我慢強く見守ろうと思っている」指揮官が胸中

THE DIGEST編集部

2025.05.13

投手復帰に向け、大谷は慎重に調整を続けている。(C)Getty Images

投手復帰に向け、大谷は慎重に調整を続けている。(C)Getty Images

 大谷翔平の投手復帰時期は、いまだ不透明のようだ。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地5月12日に出した記事で、「オオタニは週末にフェニックスで予定通りのブルペン投球を行なった。チェイス・フィールドのビジター側ブルペンでその様子を視察したデーブ・ロバーツ監督は、“次のステップ”が何になるのか分からないと語った」と報じた。

「いいボールを投げていた。でも、次にどんな段階を踏むのかはまだ分からない。きょうに関して言えば、ショウヘイにとっていい一日だった」と、ロバーツ監督の言葉をさらに伝えた同メディアは、“投手”大谷の調整内容に言及した。

「現時点で投球練習にスライダーを取り入れていない。それを投げ始めるまで、実戦形式(打者相手)の投球には進まない。ただ、ブルペンでは球速95マイル(約152.9キロ)を計測しており、調整は順調に進んでいるようだ」

 現在のドジャース先発陣には故障者が続出している。それでも同メディアは、「ドジャースはオオタニのマウンド復帰を急がせるつもりはない。投手としての復帰はオールスター後になる見通しだ」と説明した。

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 大谷の投球を目の当たりにしているロバーツ監督は、「彼がいますぐ投げられるとしたら、どんな形でチームに貢献できるのかと、つい考えてしまう。でもそうした気持ちを抑え、我慢強く見守ろうと思っているよ」と率直な胸中を明かしている。

 チーム首脳陣はもちろん、多くの野球ファンも大谷が公式戦のマウンドに登る瞬間を心待ちにしている。しかし、2度手術した右肘の状態が悪化した場合、投手復帰プラン自体が消滅してしまう可能性がある。ロバーツ監督の言葉からも分かるとおり、ドジャースは“二刀流復活”に万全を期すつもりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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