現地5月13日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が「右肩インピンジメント症候群」で負傷者リスト(IL)入りした。肩関節周りの筋肉や腱が骨と擦れて炎症を引き起こす症状は、デーブ・ロバーツ監督によると「MRI検査の結果、以前に経験したものと似ている」状態だという。
前回登板時(5月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦)、佐々木はキャリア初の中5日でマウンドに上がり、5回途中、61球、被安打5、被本塁打2、四死球3、奪三振0、5失点で降板。試合後に球団に痛みを訴えた。
右肩の違和感は、それ以前からあったという。100マイル(約160.9キロ)だった急速が90マイル台半ば(150キロ台前半)に低下したと米メディアは大々的に報じていたが、それには肩の痛みが関係していた。
米放送局『ESPN』によると、ロバーツ監督は「数週間前から何らかの不快感抱えていたものの、直近の登板までチームに伝えていなかった」と説明。「われわれが把握していることを踏まえると、ロウキが少し前から代償を払っていたのは確かで、投球フォームは妥協されたものだった。(故障者が続出している)投手陣の状況を考えると、彼はチームを助けたい一心で、パフォーマンスが落ち込むと感じるまで、諦めずに粘り強く投げたいと思っていた」と語った。
佐々木の急速の低下は肩の違和感から来ているのか、それとも投球フォームのずれによるものなのか、と問われたロバーツ監督は「その両方だ」と回答。「ロウキはしばらく野球をしないだろう」と続け、佐々木の復帰時期は未定だと説明した。
「少し休んで体力を回復させれば、きっとうまくいくと思う。いまは彼の状態を確認するために、話し合いを続けている。彼自身の能力、期待に応えるパフォーマンを発揮できることを確認したいんだ。ロウキと一緒に解明しようとしていることが、たくさんあるからね。目標は彼を健康にし、強くし、投球フォームを整えて、チームのために投げてもらうことだ」
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メジャー1年目の佐々木は、8度の先発登板で1勝1敗、防御率4.72。34.1イニングを投げて、四球数(22)と三振数(24)はほぼ同じ。打者の空振り率はわずか10.1%で、フォーシームのリーグ平均空振り率21.3%の半分以下だ。
ロバーツ監督は、「これまでの成績や投球回数を考えると、シーズンの最初から最後まで投げ続けるのは、非現実的だったかもしれない。シーズン途中の休息で健康の状態に戻し、100パーセントの力を取り戻せば、ワールドシリーズを勝ち抜くための力になってくれるかもしれない」と語った。
同メディアも「負傷者リスト入りが、佐々木にとって歓迎すべきリセットになるかもしれない」と見解を示し、豪速球右腕の完全復活に期待を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
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右肩の違和感は、それ以前からあったという。100マイル(約160.9キロ)だった急速が90マイル台半ば(150キロ台前半)に低下したと米メディアは大々的に報じていたが、それには肩の痛みが関係していた。
米放送局『ESPN』によると、ロバーツ監督は「数週間前から何らかの不快感抱えていたものの、直近の登板までチームに伝えていなかった」と説明。「われわれが把握していることを踏まえると、ロウキが少し前から代償を払っていたのは確かで、投球フォームは妥協されたものだった。(故障者が続出している)投手陣の状況を考えると、彼はチームを助けたい一心で、パフォーマンスが落ち込むと感じるまで、諦めずに粘り強く投げたいと思っていた」と語った。
佐々木の急速の低下は肩の違和感から来ているのか、それとも投球フォームのずれによるものなのか、と問われたロバーツ監督は「その両方だ」と回答。「ロウキはしばらく野球をしないだろう」と続け、佐々木の復帰時期は未定だと説明した。
「少し休んで体力を回復させれば、きっとうまくいくと思う。いまは彼の状態を確認するために、話し合いを続けている。彼自身の能力、期待に応えるパフォーマンを発揮できることを確認したいんだ。ロウキと一緒に解明しようとしていることが、たくさんあるからね。目標は彼を健康にし、強くし、投球フォームを整えて、チームのために投げてもらうことだ」
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メジャー1年目の佐々木は、8度の先発登板で1勝1敗、防御率4.72。34.1イニングを投げて、四球数(22)と三振数(24)はほぼ同じ。打者の空振り率はわずか10.1%で、フォーシームのリーグ平均空振り率21.3%の半分以下だ。
ロバーツ監督は、「これまでの成績や投球回数を考えると、シーズンの最初から最後まで投げ続けるのは、非現実的だったかもしれない。シーズン途中の休息で健康の状態に戻し、100パーセントの力を取り戻せば、ワールドシリーズを勝ち抜くための力になってくれるかもしれない」と語った。
同メディアも「負傷者リスト入りが、佐々木にとって歓迎すべきリセットになるかもしれない」と見解を示し、豪速球右腕の完全復活に期待を込めた。
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