現地５月13日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が右肩を痛めて負傷者リスト（IL）入りした。佐々木を巡っては、IL入りする前からストレートのスピード低下が大きな話題となっていたが、その答えは肩の負傷にあったのかもしれない。

　佐々木はメジャーデビューとなった東京シリーズで、99～100マイル（約159.3～160.9キロ）を出していたが、シーズンが進むにつれて92～93マイル（約148.0～149.6キロ）まで球速が落ちることもあった。

　そんななか、米メディア『FanSided』は、「スピードの低下の原因が明らかに。発表された負傷が、球速低下の理由なのかもしれない」と報じ、さらに「ドジャースは佐々木との約束を守っていない」と断言した。

　同メディアが注目したのは、佐々木がドジャースと契約する前、興味を示した各球団に出した宿題だ。「佐々木が複数球団と面談した際に求めたのが、球速を取り戻すための適切な手法の提案」だった。

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  　複数球団と面談した佐々木は、最終的にドジャースと契約したが、各球団からさまざまな情報を入手。もちろん、ドジャースからもアイデアを得ていた。

　しかし、シーズンが始まってみると、ドジャースは佐々木の球速低下を止められなかった。この点について、同メディアは「ドジャースは佐々木が期待していたような答えを持っていなかった」と指摘。「休養と回復で、スピードを取り戻せるのか見守る必要がある」と続けた。

　復帰時期の見通しが立っていない状況のなか、この先ドジャースは佐々木との約束を守ることができるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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