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「今までで最悪のブーイング? そう思う(笑)」ヤンキー・スタジアム凱旋のソト、異様な空気にも余裕の笑顔「覚悟していた」

THE DIGEST編集部

2025.05.17

古巣ヤンキースのファンから、ソトに向けて盛大なブーイングが浴びせられた。(C) Getty Images

 古巣凱旋でブーイングの嵐だ。

 ニューヨーク・メッツのフアン・ソトが現地5月16日、敵地ニューヨーク・ヤンキースとのサブウェイ・シリーズ初戦に「2番・右翼」で先発出場。2打数無安打も3四球、1得点をマークした。メッツ移籍後初のヤンキー・スタジアム凱旋試合となったが、古巣ファンから容赦ないブーイングを浴びせられ、その異様な空気が注目を集めている。

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 FAとなった昨オフにヤンキースの再契約オファーを断り、MLB史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)でメッツ入りを決めたソト。ヤンキー・スタジアムがブーイングの嵐に包まれる中、第1打席でヘルメットを取った26歳は、スタンドを挑発するかのように余裕の笑顔で対応し、こうした状況をむしろ楽しんでいるようだった。

 地元放送局『SNY』によると、試合後の囲み取材に応じたソトは、「(ブーイングされるのを)覚悟していた」とコメント。「本当に情熱的なファンで、彼らはチームのためにベストを尽くそうとしているだけだ」と理解を示しており、「今までで最悪のブーイング?」との質問には、「そう思う。本当にうるさかった(笑)」と答えている。

 また、元チームメイトやコーチ陣との関係については、「うまくいっている彼らの姿を見られたのがうれしい。僕に敬意を払ってくれるし、僕も彼らに敬意を払う」と言及。その上で、「負けたのが本当に悔しい。ファンのことは気にしていない。試合に集中し、プロとして勝負にこだわらなければならない。残り2試合に勝つ必要がある」と次戦以降へ意気込んでいた。

 なお、この試合でメッツは、ヤンキースに2対6と敗北。それでも、依然としてナ・リーグ東地区では単独首位を維持している。

構成●THE DIGEST編集部
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