現地５月16日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に１番・指名打者でスタメン出場し、８回に自身最長タイとなる３戦連発となる16号ソロホームランを放った。この一発で大谷はメジャー単独トップに浮上。５月に入り、偉才は量産態勢だ。
【動画】至近距離で捉えた大谷翔平の16号ソロの瞬間。本拠地は総立ち

　2023年まで過ごした古巣相手に大谷が挨拶代わりの一発をぶち込んだ。エンジェルス３番手のライアン・ゼファジャンが投じた３球目のカットボールを完璧に捉えると、勢いに乗った打球をバックスクリーンまで運んだ。
  　衝撃の16号弾は打球速度184.9キロ、飛距離127メートルを計測。弾丸ライナーで飛び込んだ特大の一発にドジャー・スタジアムは騒然となった。

　MLB公式Xは大谷のソロ弾について、「ショウヘイ・オオタニが、ドジャースとして３本目のフリーウェイシリーズ・ホームランだ」と速報を打ち、一塁側からみた至近距離でのアングルを特別公開した。動画では、「パキン」という音とともに観客が総立ちとなり、打球の行方を見守った大谷が華麗なバットフリップを魅せたあと、ゆっくりとダイヤモンドを一周する美しい姿を捉えていた。

　前日で昨年の54本塁打を上回る55本塁打ペースとした大谷。この日の一発で57本塁打とペースをさらに上げている。

構成●THE DIGEST編集部

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