専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「日本人観光客の80%以上が、LA滞在中にドジャー・スタジアムで観戦」地元観光局が説明「ドジャースの影響力は、はるか先にまで」地元メディアは“観光価値”を強調

THE DIGEST編集部

2025.05.19

大谷、山本、佐々木が在籍するドジャースは、LA観光の大きな目玉になっているという。(C)Getty Images

大谷、山本、佐々木が在籍するドジャースは、LA観光の大きな目玉になっているという。(C)Getty Images

 ロサンゼルス観光で多くの日本人が目指すのはドジャー・スタジアムのようだ。現地5月18日、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「日本人観光客の80%以上が、LA滞在中にドジャー・スタジアムで試合を観戦する」との記事を出した。

 同メディアは、『The Athletic』の取材に応じたロサンゼルス観光局のアダム・バーク社長兼CEOのコメントを引用。バーク社長は、「ロサンゼルスを訪れる日本人観光客の80~90%がドジャー・スタジアムを目指している。日本人がLAを旅行先に選ぶ理由のひとつがドジャースだ。多くの日本人はドジャースの試合を1試合だけでなく、滞在中に2~3試合見たいと考えている。この点は我々にとってとても重要だ」と語った。

 バーク社長がデータを収集し始めたのは2023年12月11日。その2日前にドジャースが大谷翔平と契約し、さらに16日後に山本由伸と契約したタイミングだった。『Dodgers Nation』は、「監督、現ナ・リーグMVP、エース投手、期待の新人投手と、日本生まれの監督と選手がひとつのチームにいる。日本人観光客が母国のアイコンの活躍を見たいと思うのは、十分すぎる理由になるだろう」と報じた。

【動画】大谷翔平、菊池雄星から右前適時打!
 
「デーブ・ロバーツ監督は沖縄生まれで、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に進学。2002年から04年シーズン中盤までドジャースでプレーし、日本人でありロサンゼルス市民でもあるという二面性を完璧に体現した人物だ。大谷翔平はドジャース1年目に50ー50を達成するなど圧倒的な活躍を見せ、山本も評判通りの実力を示した。そして今年は日本の怪物、佐々木朗希が加入。LAと日本の豊かな歴史を紡いでいる」

 このようにドジャースと日本との関係性を示した同メディアは、「ドジャースは野球の枠をはるかに超えるブランドになりつつある。その影響力は、ダイヤモンドのはるか先にまで及んでいるようだ」とドジャースが持つ大きな“観光価値”を強調した。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】佐々木朗希の“右肩の異常”をMLBスカウトはド軍入団前から察知⁉︎ 専門メディアが指摘「昨オフ、ササキの投球を見て怪我をしているように感じた...」

【記事】ドジャース、救援右腕イェーツがIL入り&右腕トリビーノとメジャー契約..昇格後すぐのエ軍戦に出場「2回を無失点に抑えた」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号