ロサンゼルス・ドジャースが勝利に見放されている。現地5月16日から行なわれた本拠地でのロサンゼルス・エンジェルスとの3連戦に3連敗し、19日から始まったアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの3連戦の初戦も黒星。今シーズンワーストの4連敗であり、米メディア『ESPN』によると、本拠地ドジャー・スタジアムでの4連敗は2018年5月以来、7年ぶりだという。
「最近のドジャースは、何もかもうまくいっていないようだ」と同メディアは、エンジェルス戦3連敗に続くダイヤモンドバックス戦の敗戦を振り返った。
「キム・ヘソンはトミー・エドマンの足首の痛みを軽減するために中堅手として先発したが、夕暮れ時にフライボールを見失ってしまった。先発のジャック・ドレイヤー、2番手ランドン・ナックの2人は、最初の3イニングで計7失点。マウンド上での出来が悪く、守備でもミスがあり、強力な攻撃力をもってしても、その差を埋めることができなかった」
ブルペンデーとなった一戦で、ドジャースの先発ドレイヤーは2回3失点。初回1死一、二塁の場面では、何でもない飛球を中堅キム・ヘソンがボールを見失い、みすみす重要な先制点を献上した。3回から後を継いだナックは4失点を喫し、8回から登板した3番手のマット・サウアーも2点を失った。
【動画】キム・ヘソンがボールを見失ったシーン&大谷翔平の17号ソロ本塁打!
一方の打線は、4回にムーキー・ベッツがソロ本塁打を放ち、6回には1番の大谷翔平とベッツが2者連続のソロアーチ。9回には3番フレディ・フリーマンの二塁打、4番ウィル・スミスの安打で無死一、三塁とすると、怪我から復帰した5番テオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロで1点を加えた。さらに2死一、二塁からトミー・エドマンが適時打を放って5点目を奪っている。
それでも逆転できなかったドジャースは、本拠地ドジャー・スタジアムで7年ぶりの4連敗を喫した。
とりわけ大きな課題は、故障者が相次いでいる投手陣だ。同放送局は、「ドジャース先発陣の重要メンバー3人が負傷者リスト入りしている」として、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希を挙げ、「いずれも肩の負傷を抱えている」と懸念を表明した。
さらに「カービー・イェーツ、ブレイク・トライネン、エバン・フィリップス、マイケル・コーペックと、主力リリーフ4人も戦列を離れている」と記し、「ドジャースはこの苦境を乗り越えることができていない」と厳しく指摘した。
「48試合を終えて29勝19敗。ナ・リーグ西地区の1位ではあるが、チーム防御率4.28は、メジャーで22番目。開幕当初は球界屈指と評された先発投手の防御率は4.51と、球界で6番目に高い数字だ」
T・ヘルナンデスとエドマンが負傷者リストから復帰し、野手の陣容はそろった感があるものの、負傷者続出の投手陣は満身創痍の状態。同放送局も「打撃面は万全となったが、投手陣は万全からほど遠い状態だ」と、投手力の低下を懸念した。
構成●THE DIGEST編集部
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【記事】“投壊”ドジャース「怪我が悪影響を及ぼし始めた」米放送局のパワーランキングで首位陥落「エンジェルスにスイープされれば…」大谷翔平の打撃は――
「最近のドジャースは、何もかもうまくいっていないようだ」と同メディアは、エンジェルス戦3連敗に続くダイヤモンドバックス戦の敗戦を振り返った。
「キム・ヘソンはトミー・エドマンの足首の痛みを軽減するために中堅手として先発したが、夕暮れ時にフライボールを見失ってしまった。先発のジャック・ドレイヤー、2番手ランドン・ナックの2人は、最初の3イニングで計7失点。マウンド上での出来が悪く、守備でもミスがあり、強力な攻撃力をもってしても、その差を埋めることができなかった」
ブルペンデーとなった一戦で、ドジャースの先発ドレイヤーは2回3失点。初回1死一、二塁の場面では、何でもない飛球を中堅キム・ヘソンがボールを見失い、みすみす重要な先制点を献上した。3回から後を継いだナックは4失点を喫し、8回から登板した3番手のマット・サウアーも2点を失った。
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一方の打線は、4回にムーキー・ベッツがソロ本塁打を放ち、6回には1番の大谷翔平とベッツが2者連続のソロアーチ。9回には3番フレディ・フリーマンの二塁打、4番ウィル・スミスの安打で無死一、三塁とすると、怪我から復帰した5番テオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロで1点を加えた。さらに2死一、二塁からトミー・エドマンが適時打を放って5点目を奪っている。
それでも逆転できなかったドジャースは、本拠地ドジャー・スタジアムで7年ぶりの4連敗を喫した。
とりわけ大きな課題は、故障者が相次いでいる投手陣だ。同放送局は、「ドジャース先発陣の重要メンバー3人が負傷者リスト入りしている」として、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希を挙げ、「いずれも肩の負傷を抱えている」と懸念を表明した。
さらに「カービー・イェーツ、ブレイク・トライネン、エバン・フィリップス、マイケル・コーペックと、主力リリーフ4人も戦列を離れている」と記し、「ドジャースはこの苦境を乗り越えることができていない」と厳しく指摘した。
「48試合を終えて29勝19敗。ナ・リーグ西地区の1位ではあるが、チーム防御率4.28は、メジャーで22番目。開幕当初は球界屈指と評された先発投手の防御率は4.51と、球界で6番目に高い数字だ」
T・ヘルナンデスとエドマンが負傷者リストから復帰し、野手の陣容はそろった感があるものの、負傷者続出の投手陣は満身創痍の状態。同放送局も「打撃面は万全となったが、投手陣は万全からほど遠い状態だ」と、投手力の低下を懸念した。
構成●THE DIGEST編集部
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