ニューヨーク・メッツのフアン・ソト外野手は現地5月21日(日本時間22日)、敵地ボストン・レッドソックス戦に3番・右翼でスタメン出場し、3打数無安打、1打点3三振、1四球と打撃不振。同カード初戦の「怠慢走塁」の影響もあり、多くの批判を浴びた。
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ソトは第1打席で先発ギャレット・クローシェイと対決。1球目のカットボール(144キロ)と2球目のシンカー(155キロ)を見送り、3球目のカットボール(143キロ)で空振り三振に倒れた。
3回の第2打席は見逃し三振、6回の第3打席は138キロのスライダーを前に三球三振に倒れた。3点リードの7回、満塁のチャンスで迎えた第4打席では中犠飛を放ち1打点を挙げ、追加点に貢献。4点リードの9回の第5打席は四球で出塁した。
この日、無安打のソトに対して「完全に諦めてしまったのか?」「3週間汗をかいてない」「彼はスイングすらしたくないようだ...」「ソトと契約したのは完全な間違いだった」などと、ネット上には批判の声が殺到した。
しかし、ソトへの批判がここまで過熱した原因は、現地19日(同20日)に行なわれた敵地レッドソックス戦での「怠慢走塁」にあると考えられている。2点を追う6回に、ソトが大きく打ち上げた大飛球は左翼フェンスに直撃し、長打コースの一打となったが、その瞬間に打球をじっと見つめてホームに立ち止まってしまい、走り出した時には左翼手が処理し、結果的に一塁止まりの左安打となった。これには米ファンも激怒し、「怠慢走塁」との批判を浴びせた。
そんなソトへの厳しい意見に対して、3度のサイ・ヤング賞の受賞や米殿堂入りを果たしているペドロ・マルティネス氏が自身のXで反応。以下のように綴り、私見を述べた。
「ソトはかつて最高額の報酬を受け取る選手でしたが、慣れるのにしばらく時間がかかった。誰もユニフォームの中の人間性など考えていない。気を散らすようなことがたくさんある。私たちは彼がどれほど若いかを忘れている」
この発言を米スポーツ誌『Sports Illustrated』も記事の中で取り上げ、「ファンがソトの不調を非難するのは簡単だが、マルティネスのこの言葉には大きな重みがある。なぜなら、これは彼が経験し、他のその苦悩を誰よりも理解していることだからだ」と共感した。
ソトはこの不調を脱し、昨季のような圧巻のパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の巻き返しに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】左翼フェンス直撃もすぐに走らず一塁止まり...ソトの怠慢走塁
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ソトは第1打席で先発ギャレット・クローシェイと対決。1球目のカットボール(144キロ)と2球目のシンカー(155キロ)を見送り、3球目のカットボール(143キロ)で空振り三振に倒れた。
3回の第2打席は見逃し三振、6回の第3打席は138キロのスライダーを前に三球三振に倒れた。3点リードの7回、満塁のチャンスで迎えた第4打席では中犠飛を放ち1打点を挙げ、追加点に貢献。4点リードの9回の第5打席は四球で出塁した。
この日、無安打のソトに対して「完全に諦めてしまったのか?」「3週間汗をかいてない」「彼はスイングすらしたくないようだ...」「ソトと契約したのは完全な間違いだった」などと、ネット上には批判の声が殺到した。
しかし、ソトへの批判がここまで過熱した原因は、現地19日(同20日)に行なわれた敵地レッドソックス戦での「怠慢走塁」にあると考えられている。2点を追う6回に、ソトが大きく打ち上げた大飛球は左翼フェンスに直撃し、長打コースの一打となったが、その瞬間に打球をじっと見つめてホームに立ち止まってしまい、走り出した時には左翼手が処理し、結果的に一塁止まりの左安打となった。これには米ファンも激怒し、「怠慢走塁」との批判を浴びせた。
そんなソトへの厳しい意見に対して、3度のサイ・ヤング賞の受賞や米殿堂入りを果たしているペドロ・マルティネス氏が自身のXで反応。以下のように綴り、私見を述べた。
「ソトはかつて最高額の報酬を受け取る選手でしたが、慣れるのにしばらく時間がかかった。誰もユニフォームの中の人間性など考えていない。気を散らすようなことがたくさんある。私たちは彼がどれほど若いかを忘れている」
この発言を米スポーツ誌『Sports Illustrated』も記事の中で取り上げ、「ファンがソトの不調を非難するのは簡単だが、マルティネスのこの言葉には大きな重みがある。なぜなら、これは彼が経験し、他のその苦悩を誰よりも理解していることだからだ」と共感した。
ソトはこの不調を脱し、昨季のような圧巻のパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の巻き返しに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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