ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスは、現地５月５日（日本時間６日）のマイアミ・マーリンズ戦で左股関節の怪我により負傷交代し、10日間の故障者リスト（IL）入りを余儀なくされた。

　そして現地21日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの３連戦最終日、ILから復帰２試合目となったT・ヘルナンデスは、2021年のサイ・ヤング賞投手コービン・バーンズから逆転３ランホームランを放ち、ドジャースを３対１の勝利に導いた。
【動画】サイ・ヤング賞バーンズ相手に、T・ヘルナンデスが逆転３ランアーチ！
  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のインタビューで、デーブ・ロバーツ監督はT・ヘルナンデスについて「彼は大きな場面を心から楽しみ、失敗を恐れない。また、感情をコントロールできる選手だ。速球にも変化球にも対応でき、あらゆる方向に打てる。打点を挙げる能力において、彼は本当にエリートクラスにいる」と語り、T・ヘルナンデスがチームにとって不可欠な存在であることを強調した。

　怪我からの復帰後、すぐにチームを勝利に導いた32歳の活躍は、ドジャースの今後の戦いに大きな弾みとなるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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