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メッツが手放した“PCA”の急成長に「後悔」米名物記者が球団の“誤算”を指摘「コーエン新体制の初年度に勝負をかけた」

THE DIGEST編集部

2025.05.23

カブスのPCA。今季、米球界も驚きのペースで成長を遂げた。(C)Getty Images

 現地5月22日(日本時間23日)、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は「カブスのピート・クロウ=アームストロングの大型契約は目前、メッツには後悔の念も」と題した記事を更新し、メッツが手放した"急成長中"のPCAについて語った。
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 同記者は、PCAの今シーズンの大躍進と市場価値の急騰ついて触れた上で、同選手がMLBデビュー前の2021年7月、メッツ傘下Aセントルーシー・メッツからカブスへとトレード移籍した経緯について綴った。

「カブスは当初(メッツ傘下)A級の有望投手マット・アランを狙っていたが、その後、ハビアー・バエズ内野手とトレバー・ウィリアムズ投手とのトレードでクロウ=アームストロングを受け入れた」
 
 またメッツはPCAについて「高く評価していた」と言及。しかし、当時のメッツは「プレーオフ争いの真っ只中で首位まで3.5ゲーム差。スティーブ・コーエン(GM)新体制の初年度に勝負をかけたいという意向があった」と同記者は説明した。

 さらに以下のように綴り、カブスへトレード移籍となった理由を述べた。

「PCAはまだトップ100プロスペクトにも入っておらず、さらに故障者リスト入りしていたため、メッツはこのトレードに踏み切ったが、それはすぐに『後悔』へと変わった」

 同記者は自身のXに同記事をポスト。メッツファンからも「結構です、PCAについてはもう聞きたくない」「馬鹿なGMだ」「PCAの力強さを予見していた人は誰も いなかった...私たちは間違っていた」「戻ってこい」などと、悲痛な叫びが上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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