「言葉の壁」を超えた指揮官の激励が、エースを奮い立たせていたようだ。
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現地時間5月23日、菊池雄星はマイアミ・マーリンズ戦で5回2/3を無失点に抑える好投を披露し、ロサンゼルス・エンジェルス移籍後の初勝利を飾った。11試合目の登板でようやくつかんだ悲願の「1勝目」だった。
この試合、菊池は6回表にマウンドを訪れたロン・ワシントン監督と会話を交わしていた。しかし、何を言われたかは理解していなかったという。
「聞き慣れないスラングがたくさんあったので……とにかく全力を尽くしました」
菊池は試合後、通訳を介してそう打ち明けた。一方のワシントン監督は笑顔でこう語る。「菊池は理解していたよ。皆さんには『完全には理解できなかった』と言ったかもしれないが、私の言ったことはちゃんと伝わっていたよ」
ワシントン監督はこの場面で、日本人投手をこう激励したという。「彼には『この状況を自分の手から逃してはいけない』と伝えた。ここまで頑張ってきたんだから、6回を投げきってほしいとね」
結果的にその後、四球などでツーアウト満塁のピンチを作り、6回途中でマウンドを降りることになったが、エンジェルスは7-4で勝利。菊池は「ようやく初勝利を挙げられて嬉しい。最近では勝敗にこだわらない投手が多いと聞きますが、エンジェルスでの最初の1勝を挙げられて本当に良かったです」とコメントした。
1勝4敗という成績ながら、菊池は安定したローテーション投手としてチームに貢献。チーム最少の3.17という防御率と、チーム最多の54奪三振を記録している。とくに5月の防御率は1.91と素晴らしい数字を残している。
着実に結果を出し続けている菊池。エースの自覚も出てきた左腕の活躍から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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「聞き慣れないスラングがたくさんあったので……とにかく全力を尽くしました」
菊池は試合後、通訳を介してそう打ち明けた。一方のワシントン監督は笑顔でこう語る。「菊池は理解していたよ。皆さんには『完全には理解できなかった』と言ったかもしれないが、私の言ったことはちゃんと伝わっていたよ」
ワシントン監督はこの場面で、日本人投手をこう激励したという。「彼には『この状況を自分の手から逃してはいけない』と伝えた。ここまで頑張ってきたんだから、6回を投げきってほしいとね」
結果的にその後、四球などでツーアウト満塁のピンチを作り、6回途中でマウンドを降りることになったが、エンジェルスは7-4で勝利。菊池は「ようやく初勝利を挙げられて嬉しい。最近では勝敗にこだわらない投手が多いと聞きますが、エンジェルスでの最初の1勝を挙げられて本当に良かったです」とコメントした。
1勝4敗という成績ながら、菊池は安定したローテーション投手としてチームに貢献。チーム最少の3.17という防御率と、チーム最多の54奪三振を記録している。とくに5月の防御率は1.91と素晴らしい数字を残している。
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