現地27日（日本時間28日）、ボルティモア・オリオールズの菅野智之が、本拠地オリオールパーク・アット・カムデンヤーズで行なわれたセントルイス・カーディナルスとの３連戦の２戦目に先発登板した。
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　菅野は初回、先頭打者のラーズ・ヌートバーにライトへのヒットを許すと、１死一、三塁から４番ウィルソン・コントレラスにタイムリーヒットを打たれ、先制点を献上。さらに２回表には１死一塁でヌートバーに２ランホームランを浴び、０対３とリードを許した。
  　それでも、菅野は持ち前の修正力で尻上がりに調子を上げ、３回以降はヒット１本に抑えて無失点で切り抜ける。結局５回 1/3を投げ、３失点でマウンドを降りた。味方打線は５回裏にライアン・オハーンの逆転３ランで４対３と試合をひっくり返し、この時点で菅野は勝利投手の権利を得た。

　ところが、後を受けたリリーフ陣が7回に同点とされたため、菅野の勝ち星は消滅。試合は４対７でオリオールズは敗れた。

　菅野の好投を見たファンからは「よく粘ったね」「修正能力がすごい」「流石の投球」「ヌートバーひとりにやられたな」「日本から応援してるよー」「消えた勝利投手」など、SNS上で様々な声が寄せられた。

　この日の菅野は５回1/3を投げて91球、８安打３奪三振、無四球、３失点（自責点３）の内容だった。今季は11試合すべてに先発し、４勝３敗、投球回は64イニング、防御率は3.23を記録している。

構成●THE DIGEST編集部

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