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大谷翔平の驚愕弾に“放送禁止用語”を口走った相手投手... 米メディアは「彼のように反応せずにはいられない」と擁護

THE DIGEST編集部

2025.05.28

大谷に逆方向への驚きの一発を許したバイビー。(C) Getty Images

大谷に逆方向への驚きの一発を許したバイビー。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が放った一撃が、再びメジャーリーグを震撼させた。

 現地5月27日(日本時間28日)、敵地で行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦において、大谷は4回表の第3打席で今季MLB最速となる20号本塁打を放ち、相手先発のタナー・バイビーを呆然とさせた。

【動画】相手投手は打球を見上げ呆然… 大谷翔平の逆方向への衝撃20号!
 大谷は2点リードで迎えた4回の2死一塁という場面で、バイビーが投じた初球の135キロのカットボールを完璧に捉えると、打球速度104.5マイル(約166キロ)、角度39度、飛距離362フィート(約110メートル)を計測した打球が左翼スタンドへ吸い込まれていった。

 米スポーツ誌『Sports Illustrated』は、この一発について「打球は一見すると高々と舞い上がったフライのようにも見えたが、大谷の打球特有の“伸び”を見せ、最終的にフェンスを越えた」と描写。さらに、塁を回る大谷を眺めていたバイビーにも着目し、「彼は信じられないといった表情で呆然とし、罵詈雑言にまで訴え、『What the f---?(なんてこった)』と口にした」という様子がカメラに捉えられたと報じている。

 大谷はこの本塁打で3試合連続のアーチを記録し、2025年シーズンでメジャー全体の20号一番乗りを果たした。『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者もSNSで「オオタニ・ショウヘイが再びやった!」と驚きの声を上げ、同じく本塁打王を争うアーロン・ジャッジやカイル・シュワーバーらと比較して、「最近97マイル(約156キロ)の速球を投げたことがあるのは彼だけだ」と、二刀流としての異次元ぶりを強調した。

 2024年には史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成した大谷は、今季も年間58本ペースで本塁打を量産中だ。『Sports Illustrated』誌は、最近の大谷の活躍ぶりからは、「バイビーのように反応せずにはいられない」と対戦投手に同情を寄せる。そのパフォーマンスは同業の選手たちすらも驚愕させるほどであり、今後の活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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