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MLB

8連勝→4連敗と急失速のエンジェルス「厳しい現実を突きつけられた」地元メディア消沈「先週は楽しかった」

THE DIGEST編集部

2025.05.29

先発11試合目となった5月23日のマーリンズ戦で、今シーズン初勝利を挙げた菊池。しかし、この試合を最後にエンジェルスは4連敗と勝利から遠ざかっている。(C)Getty Images

先発11試合目となった5月23日のマーリンズ戦で、今シーズン初勝利を挙げた菊池。しかし、この試合を最後にエンジェルスは4連敗と勝利から遠ざかっている。(C)Getty Images

 好調だったロサンゼルス・エンジェルスが急失速した。

 現地5月16日のロサンゼルス・ドジャースとの3連戦に続き、アスレティックスとの4連戦に全勝したエンジェルスは、23日のマイアミ・マーリンズとの3連戦の初戦にも勝利。11年ぶりの8連勝で5割復帰を果たしたが、続くマーリンズ戦に2連敗すると、ニューヨーク・ヤンキースとの3連戦の最初の2試合も落として4連敗となった。

 この状況にエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は5月27日の記事で、「先週は楽しかった」と肩を落とし、「あの8連勝はファンに自尊心を与えてくれた。テイラー・ウォードは週間MVPに選ばれ、ノーラン・シャヌエルはキャリア最高の活躍を披露。ザック・ネトとローガン・オホッピーは力強いスイングを見せてくれた。菊池雄星、ジャック・コハノウィッツ、ライアン・ゼファージャン、ケンリー・ジャンセンといった投手陣もチームを支えた」と、無敗の日々を振り返った。

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「しかし、厳しい現実を突きつけられた。ロン・ワシントン監督はこう言った。“あの時の攻撃力を維持するのは無理だ。不可能なんだ”」。8連勝中のエンジェルスは、打率.291、出塁率.362、長打率.568、OPS.930、wOBA.393を記録し、挙げた得点は61。勝敗を一気に25勝25敗の5割に持ち直した。

「あの時のファンは、ほんの一瞬、オーナーがアート・モレノだという現実、チームが2014年以来、一度もプレーオフに進出していない現実、マイク・トラウトが故障欠場している現実を忘れていた。すべてが順調だったからだ。そしてチームは4連敗。エンジェルスのファンほど、つらい思いをしている野球ファンはいない」

 一時は5割復帰も、25勝29敗とふたたび借金生活に突入したエンジェルスは、ファンにもう一度、自尊心を与えることができるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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