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MLB

大谷翔平は4戦連発ならずノーヒット。ドジャースは終盤8回に悪夢の5失点で逆転負け…3連勝を逃す

THE DIGEST編集部

2025.05.29

4戦連発が期待された大谷は3打数ノーヒットに終わった。(C) Getty Images

4戦連発が期待された大谷は3打数ノーヒットに終わった。(C) Getty Images

 現地5月28日、ロサンゼルス・ドジャースはクリーブランド・ガーディアンズに4対7で逆転負けし、敵地での3連勝を逃した。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は4試合連続ホームランはならず、3打数ノーヒット(1四球)に終わった。
【動画】大谷翔平が20号アーチ!2年連続本塁打王に向けて快走

 前日に両リーグ最速となる20号ホームランを放ち2年連続本塁打王に向けて快走する大谷。注目の初回は相手先発コルビー・アラードにストレート2球で追い込まれると、最後は131キロのチェンジアップで三球三振を喫した。

 ガーディアンズに先制された3回2死走者なしでの第2打席は3球連続ファールで粘った後、インコース低めのチェンジアップに手を出して二ゴロ。第3打席は交代したばかりのケード・スミスが投じた4球目のスプリットを逆方向に放ったが、これは左飛に終わった。

 1点ビハインドのドジャースは4回にウィル・スミス、アンディ・パヘスの連続適時打で2点を奪い勝ち越し。さらに6回にはフレディ・フリーマンの適時打で点差を2点に広げる。

 7回には2死三塁で大谷に4度目の打席が回ってくる。カウント1-1からの3球目を相手左腕が暴投し、三塁ランナーのキケ・ヘルナンデスが本塁に果敢にヘッドスライディングを敢行。キケの好走塁でドジャースが1点を加点。結局大谷は四球を選んだが得点にはつながらず。ドジャースが4対1とリードする。
 
 このままドジャースのスイープかと思われたが終盤に落とし穴が待っていた。7回に1点を与え4対2としたドジャースは8回、守護神のタナー・スコットが回またぎで登板。だが連打と四球で無死満塁のピンチを招く。踏ん張りどころの左腕は9番オースティン・ヘッジズを空振り三振に斬って取りなんとか1アウトを奪うが、続くノーラン・ジョーンズにスライダーを捉えられ、痛恨の2点適時打で同点に追いつかれる。

 なおも1死一、二塁でデーブ・ロバーツ監督は同じく左腕のアレックス・ベシアを投入して火消しを図るが、2番アンヘル・マルティネスに2ボールから146キロの直球を左翼席へ豪快に被弾。痛恨の3ランを食らい、ドジャースはこの回だけで5失点。土壇場でガーディアンズに逆転された。
 
 2点のリードを中継ぎ陣が守れず、チームは敵地でのスイープを逃した。

構成●THE DIGEST編集部

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