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「四球はまるでフリースローのような」レイズのシンプソン、”1イニング2盗塁”で魅せた! 「良い判断」とレ軍指揮官も称賛

THE DIGEST編集部

2025.05.30

並外れたスピードでメジャーリーグに旋風を巻き起こしているシンプソン。(C)Getty Images

 タンパベイ・レイズのチャンドラー・シンプソンが、その並外れたスピードでメジャーリーグに旋風を巻き起こしている。

 現地29日(日本時間30日)に行われた敵地ヒューストン・アストロズ戦では、1イニングで2盗塁を決め、さらに捕手の悪送球を誘って生還するという驚くべきプレーを披露した。
【動画】シンプソンは、四球、2盗塁を決め、捕手の悪送球を誘って生還
 試合後、MLB公式サイト『MLB.com』の取材に対し、シンプソンは自身のパフォーマンスを振り返り、「四球を選んで出塁し、チャンスを見て2塁、3塁と進み、悪送球のおかげで得点できたことに感謝している」語った。レイズのケビン・キャッシュ監督も彼の判断力と実行力を「良い判断を下している」と称賛した。

 シンプソンは今シーズン、わずか35試合の出場で既に19個の盗塁を記録している。これはチーム内でトップを走り、メジャーリーグ全体でも3位につけている。

 また、シンプソンは「相手投手は僕に四球を与えようとはしない。あまり起こることではない。四球を選べるという事実は、まるでフリースローのようなものだ」と語り、今シーズン6度目の四球を最大限に活かした。

 シンプソンは、レイズの攻撃にさらなる深みをもたらすだろう。今季いったい幾つの盗塁を成功させるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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