現地５月30日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦に１番・指名打者でスタメン出場し、今季２度目の１試合２本塁打となる21、22号を放つなど２安打２打点。チームの逆転勝ちに貢献した。

　３回までにヤンキースが４本のアーチを打ち上げる破壊力で試合の主導権を握っていた。しかしドジャースは３点を追いかける６回に大谷の２本目のホームランが反撃の狼煙となり同点。７回に打線がつながり８対５と試合をひっくり返した。
  　試合後、大谷はグラウンド上で現地のインタビューに応じ「全体を通して良いゲームだったと思う。両チームとも素晴らしいゲームだった」とうなずいた。

　今日の２本の本塁打で月間15本と自己記録をさらに伸ばすとともに、球団の月間本塁打記録最多タイに並んだ。好調を維持する打撃については、「（父親になって）生活リズムは変わりましたけど、まだシーズンの半分もいっていないので、１試合１試合を大事にしていきたい」と語り、笑みを浮かべた。

　昨季のワールドシリーズ以来の再戦となったヤンキース戦。その第１ラウンドは日本人スラッガーが完全な主役となった。​​

構成●THE DIGEST編集部

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