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大谷翔平の“居眠り”に米老舗誌が持論。新米パパとしての気苦労に寄り添う「スーパースターであっても睡眠不足になりがちだ」

THE DIGEST編集部

2025.06.02

ヤンキースとの3連戦で大谷の行動が話題に上がった。(C)Getty Images

ヤンキースとの3連戦で大谷の行動が話題に上がった。(C)Getty Images

 現地5月30日、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地でのニューヨーク・ヤンキース3連戦に2勝1敗と勝ち越した。昨年のワールドシリーズ以来の再戦として注目された好カードで話題となっているのが、第2戦での大谷翔平の“ある行動”だ。
【動画】お疲れモード? 大谷翔平が試合中に“居眠り”した実際の映像

 ドジャースが18-2と大勝した試合で、大谷は1番・指名打者で先発出場し、マルチ安打の活躍。大差がついた6回の第5打席に代打を送られる形でお役御免となったが、そんな大谷の”異変”を地元放送局がキャッチしたのは5回だった。

 ドジャースが10-1と大量リードを奪った5回、ドジャースのダグアウトにカメラを向けた地元放送局が、手すりに顔を寄せて居眠りをする大谷の姿を捉えたのだ。日本人スターはすぐに「ハッ!」と目を開きグラウンドに視線を移したものの、寝不足なのだろうか。目一杯に両目を見開くような仕草をして、眠気を覚ますかのように前髪をかきあげた。
 
 偉才の疲労が溜まるのも無理はなかった。実はこの日、大谷は試合前に右肘手術後2度目となるライブBP(実戦形式の投球練習)を実施した。2イニングを想定してマウンドに上がると、フォーシームやスイーパー、シンカーなどを試し、相手打者のバットをへし折るほど威力のあるボールを29球投じた。身体に負荷のかかる稼働をしたあと、昼過ぎのデーゲームにスタメン出場。予想外のワンサイドゲームとなり、チームの攻撃時間が長くなる展開も影響したかもしれない。
 
 大谷の寝姿にはドジャース番記者らが早速反応を示している。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の重鎮記者ダグ・マケイン氏、ラジオ番組『ESPN LA』でアナリストを務めるブレイク・ハリス氏らが自身のXにその様子を即アップし、SNS上を中心に瞬く間に拡散した。

 大衆の反響は「オオタニも人間だ」「可愛い寝顔だ」などと、好意的なものが目立った一方で、「さすがに試合中に寝るのは...」と眉をひそめる声も少なからず上がっていた。これについて、米老舗誌『Sports Illustrated』は「オオタニはダッグアウトで立ったまま眠ってしまった」と指摘。その理由として同メディアは、今年4月に第一子である長女が生まれたことが関係していると推察。「新米パパなら、たとえスーパースターであっても睡眠不足になりがちだ。眠れる時にしっかり寝なければ」と寄り添っている。

 日米を中心に反響が拡散した大谷の居眠り。一部ファンの間には彼の行動を快く思わない声もあるようだが、同メディアは「オオタニがスヤスヤ寝ているのを責める人間は、そう多くいないはずだ」と論じ、次のように記事を締めくくっている。

「ドジャースの勝利は、オオタニの活躍がほとんど必要なかったという事実によって、より一層印象深いものとなった。この日のスター選手はわずか2安打3得点にとどまった。それ以外は、チーム全体の力強い活躍だった」

構成●THE DIGEST編集部

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