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プロ野球

「日本一魅力的な独身男性だった」ミスター長嶋茂雄さんの訃報に米メディアも特集記事で追悼。「仕事に対する真摯な姿勢も敬愛された」

THE DIGEST編集部

2025.06.04

肺炎のため亡くなった長嶋茂雄さん。享年89。日本中が悲しみに暮れた。(C)Getty Images

肺炎のため亡くなった長嶋茂雄さん。享年89。日本中が悲しみに暮れた。(C)Getty Images

 6月3日、読売ジャイアンツの長嶋茂雄・終身名誉監督が肺炎のため都内の病院で死去した。享年89。日本列島に衝撃が走り、国民から愛され続けた「ミスタープロ野球」との別れを惜しんだ。
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 日本国内では終日メディアが大々的に報じ、所縁のある著名人が続々と追悼のコメントを発表。そんななか、米有力紙『New York Times』も長嶋さんの功績を称える特集記事を組んだ。「戦後日本の“ミスター・ベースボール”であるシゲオ・ナガシマが89歳で亡くなった」と題し、「デビュー1年目からスターだったナガシマは日本で最も長く愛された野球選手であり、1960年代と70年代の巨人黄金期の主軸メンバーだった」と紹介した。
 
さらに「彼の同世代のどの選手よりも、第2次世界大戦後に復興に邁進し、経済大国へと成長を遂げていった日本を象徴する存在だった」と評し、「来日する要人たちは彼の同伴を求めた。ルックスが良くてカリスマ性もあり、周囲を惹きつけてやまない。1965年に結婚するまで“日本一魅力的な独身男性”と見なされ、その結婚式は全国放送されたほどだ」と続ける。

 そして、「野球選手としての卓越した能力があったからこそ、そうした不動の名声を可能にした。チームメイトであるサダハル・オウ(王貞治)と共にナガシマは、長きに渡って大人気球団である巨人の中心的存在だった」と記し、「ナガシマの代名詞にひとつが、仕事に対する真摯な姿勢だ。これは日本の戦後復興にあって、とりわけ敬愛されるキャラクターだったのだ」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部
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