6月3日、読売ジャイアンツの長嶋茂雄・終身名誉監督が肺炎のため都内の病院で死去した。享年89。日本列島に衝撃が走り、国民から愛され続けた「ミスタープロ野球」との別れを惜しんだ。
【画像&動画】大谷翔平がミスターとの思い出ショットを公開! 試合では“豪快な23号弾”で追悼!
日本国内では終日メディアが大々的に報じ、所縁のある著名人が続々と追悼のコメントを発表。そんななか、米有力紙『New York Times』も長嶋さんの功績を称える特集記事を組んだ。「戦後日本の“ミスター・ベースボール”であるシゲオ・ナガシマが89歳で亡くなった」と題し、「デビュー1年目からスターだったナガシマは日本で最も長く愛された野球選手であり、1960年代と70年代の巨人黄金期の主軸メンバーだった」と紹介した。
さらに「彼の同世代のどの選手よりも、第2次世界大戦後に復興に邁進し、経済大国へと成長を遂げていった日本を象徴する存在だった」と評し、「来日する要人たちは彼の同伴を求めた。ルックスが良くてカリスマ性もあり、周囲を惹きつけてやまない。1965年に結婚するまで“日本一魅力的な独身男性”と見なされ、その結婚式は全国放送されたほどだ」と続ける。
そして、「野球選手としての卓越した能力があったからこそ、そうした不動の名声を可能にした。チームメイトであるサダハル・オウ(王貞治)と共にナガシマは、長きに渡って大人気球団である巨人の中心的存在だった」と記し、「ナガシマの代名詞にひとつが、仕事に対する真摯な姿勢だ。これは日本の戦後復興にあって、とりわけ敬愛されるキャラクターだったのだ」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像&動画】大谷翔平がミスターとの思い出ショットを公開! 試合では“豪快な23号弾”で追悼!
日本国内では終日メディアが大々的に報じ、所縁のある著名人が続々と追悼のコメントを発表。そんななか、米有力紙『New York Times』も長嶋さんの功績を称える特集記事を組んだ。「戦後日本の“ミスター・ベースボール”であるシゲオ・ナガシマが89歳で亡くなった」と題し、「デビュー1年目からスターだったナガシマは日本で最も長く愛された野球選手であり、1960年代と70年代の巨人黄金期の主軸メンバーだった」と紹介した。
さらに「彼の同世代のどの選手よりも、第2次世界大戦後に復興に邁進し、経済大国へと成長を遂げていった日本を象徴する存在だった」と評し、「来日する要人たちは彼の同伴を求めた。ルックスが良くてカリスマ性もあり、周囲を惹きつけてやまない。1965年に結婚するまで“日本一魅力的な独身男性”と見なされ、その結婚式は全国放送されたほどだ」と続ける。
そして、「野球選手としての卓越した能力があったからこそ、そうした不動の名声を可能にした。チームメイトであるサダハル・オウ(王貞治)と共にナガシマは、長きに渡って大人気球団である巨人の中心的存在だった」と記し、「ナガシマの代名詞にひとつが、仕事に対する真摯な姿勢だ。これは日本の戦後復興にあって、とりわけ敬愛されるキャラクターだったのだ」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
関連記事
- 「サバは魚へんにブルー」「ミート・グッバイ」「打つと見せかけてヒッティングだ」…“ミスタープロ野球”長嶋茂雄の珠玉の名言・迷言<SLUGGER>
- 「真の超人、天才打者」長嶋茂雄さんの現役時代の成績に、野球ファン仰天「プロ17年で、ベストナイン17回、オールスター17回って…」「やっぱりミスタープロ野球」
- 「並外れた個性と気さくなカリスマ性」長嶋茂雄さんの訃報を海外メディアも報道「自信に満ちた新しい日本の象徴となった」
- 開幕戦通算10本塁打は歴代最多で日本シリーズ通算打率も1位、台覧試合でも無類の強さ…“ミスタープロ野球”長嶋茂雄の記録のトリビア<SLUGGER>
- 長嶋茂雄さん死去にネット悲痛「信じられない」 各界からも追悼の声「別格のヒーローでした」