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ヌートバー、ドジャース戦で活躍できるか?「可能性は無限大」現地メディア太鼓判「全盛期はこれから」キャリアハイの予想も

THE DIGEST編集部

2025.06.07

カーディナルスのリードオフマンを務め上げるヌートバー。(C)Getty Images

 セントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーが存在感を放っている。今季も開幕からリードオフマンを任され、60試合の出場でチーム最多の8本塁打をマーク。安打数59もチーム2番目の数字だ(現地6月5日時点)。

 5日に行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズとのダブルヘッダーでは、初戦で2本のヒットを放ち勝利に貢献。2戦目ではヒットこそなかったものの5打席で3四死球と、1番打者の役割を果たしている。

 好調を維持するヌートバーの活躍に米メディアも注目。スポーツメディア『CLUTCHPOINTS』は5日、夏のトレード期限が近づくなか、仮にカーディナルスの成績が落ち込んで「売り手」側にまわった場合でも、「ヌートバーは放出の議論から外すべき」と訴え、誰よりもチームに必要な存在だと強調した。

「将来性を秘めたプレーヤーとして、まさにこれから全盛期に入ろうとしている。2025年はこれまでのキャリアハイをすべての面で更新しそうなペースだ。ここまで欠場はわずか2試合で、過去最多の出場数となる可能性が高い」

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 昨季限りでチームを離れたポール・ゴールドシュミットの名前を挙げ、「ヌートバーがゴールドシュミットの後継者なのではないか、というファンの期待が高まっている」とも伝えた同メディアは、「才能と努力の積み重ねで実力ある選手に成長している。彼の可能性は無限大だ」とスター候補への賛辞を続けた。

 現地6日からはカーディナルスはロサンゼルス・ドジャースと3連戦。侍ジャパンの盟友でもある大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希を擁するスター軍団を相手に、好調のヌートバーがどんなプレーを見せてくれるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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