現地６月５日のニューヨーク・メッツ戦で決勝打となるタイムリーを放ったロサンゼルス・ドジャースのマイケル・コンフォートが試合後、チームメイトのサポートに感謝した。

【動画】不振コンフォートの鋭い打球が三遊間を抜ける！５試合ぶりのヒットが決勝打に 　左の強打者として期待され、１年1700万ドル（約24億円）でドジャースに加入したコンフォートだったが、ここまで打率.167、OPS.581、３本塁打、８併殺打、57三振と低迷。苦戦が続くなかで支えになっているのが、チームメイトの存在だという。

「みんな本当に素晴らしい人たちなんだ。まるで家族のように感じるし、いつもポジティブなエネルギーをもらっている。どんな時でも笑顔にさせてくれるし、僕の支えになっている。仲間たちには本当に感謝しているよ」（地元局「NBC Los Angeles」のマイケル・J・ドゥアルテ記者のXより）

　チームメイトのムーキー・ベッツは「大きな一打だった」とメッツ戦でのコンフォートの決勝打を称賛。「（コンフォートが）どんな状況に置かれていようと、俺たちがついている。間違いなくみんなからの愛を感じていたはずだ」と仲間の活躍を喜んだ（地元メディア『Orange County Register』より）。

　今回の適時打が大きな話題になった理由は、コンフォートの得点圏打率の低さにあった。MLB公式サイトによると、得点圏に走者を置いた場面でコンフォートは、直近30打数でヒットを１本も打てていなかった。

　大不振のなかでようやく出た一打に、コンフォートは「得点圏にいる場面でチームのために大事な一打を打つ。そんな瞬間にやりがいを感じるんだ。これからはもっとそういうプレーを増やしていきたい」と意欲を燃やした。

構成●THE DIGEST編集部

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