今シーズンからロサンゼルス・ドジャースに加入したキム・ヘソンは、韓国プロ野球（KBO）で４度のゴールド・グラブ賞を受賞している。守備力とスピードに優れた26歳は、チームに新たな風を吹き込んでいる。
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　現地５月３日（日本時間４日）のメジャー昇格以来、韓国人ルーキーは目覚ましい活躍を見せている。24試合で打率.404、出塁率は.436。９割を超えれば優秀な一流選手だと言えるOPSは驚異の.994を記録する。さらに２本塁打、７打点、５盗塁とチームに貢献し、堅実的な守備だけでなく攻撃面で存在感を遺憾なく発揮している。
  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、デーブ・ロバーツ監督はキム・ヘソンについて「彼には何か特別なものがある」と絶賛。「あの若さと情熱。彼はただグラウンドにいられること、チームの一員であることを喜んでいて、選手たちはそのエネルギーから活力を得ている」と話し、誠実な人間性に賛辞を送った。

　さらに同監督は「チャンスを与えれば、彼はしっかりそれを活かす。打席でのアプローチが素晴らしく、全力で競い合っている」とプレーに対する真摯な姿勢を高く評価した。

　スタメンこそ限られるが、数少ない出場機会をモノにしようと全力プレーを怠らないキム・ヘソン。彼の今後の活躍は、チームの安定した戦いぶり、そしてポストシーズン進出への重要な鍵となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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