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「大谷翔平は一流の人格者」LAリポーターが感動した“報復死球”直後の大人な対応力。両軍の怒りを鎮めた仲裁役に感嘆「マジでありえないわ」

THE DIGEST編集部

2025.06.22

パドレス戦の9回に大谷は死球を受けたが、直後の振る舞いに称賛が集まっている。(C)Getty Images

パドレス戦の9回に大谷は死球を受けたが、直後の振る舞いに称賛が集まっている。(C)Getty Images

 偉才が振る舞った“大人な対応”に反響が止まない。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦(現地6月19日)の9回にロベルト・スアレスから100マイル(約160キロ)の直球をぶつけられた。球場から大ブーイングが飛び交う不穏な空気が漂う中、大谷が自軍ベンチをなだめた行動が各所で称賛を浴びている。
【動画】「出てこなくていい!」死球直後、大谷翔平が両軍をなだめた大人の対応の一部始終(別角度あり)

 両軍の遺恨は9回に勃発した。パドレスの主砲フェルナンド・タティースJr.が手首付近に死球を受けてうずくまると、チームを指揮するマイク・シルト監督が激怒。烈火のごとくグラウンドに飛び出し、ドジャースベンチに詰め寄った。これにデーブ・ロバーツ監督も反応して詰め寄ると、両チームの選手たちが一斉に出てきて一触即発に。両軍の指揮官が退場処分となる異様な事態となった。
 
 するとその裏、今度は大谷の右脇腹付近に剛速球が直撃した。“報復”と受け取られても仕方のない一球にドジャースベンチは怒り心頭。再びグラウンドに緊張感が走ったが、ここで大谷が信じられない行動を起こす。死球直後、大谷は左手を挙げて「出てこなくていい!」と言わんばかりのジェスチャーをベンチに示し、笑顔で一塁へ歩き出した。

 これだけではない。大谷は塁上で相手一塁手のルイス・アラエスと談笑して握手。さらに一塁側のパドレスベンチに歩み寄り、笑顔で何か言葉を交わす姿が現地の中継カメラに抜かれていた。それはまるで、ヒートアップした両軍の怒りを鎮める仲裁役のような姿だった。
 
 スーパースターの紳士的な振る舞いには地元レポーターから賛辞が上がっている。カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を置く米放送局『NBC Los Angeles』のオリビア・ガービー氏は大谷のアクションについて「マジでありえないわ」と自身のXに記述。信じられない光景だと脱帽していた。

 続けて、「オオタニは本当に素晴らしい! チームメイトにダグアウトにとどまるように伝えていたなんて......彼は一流の人格者よ」と称賛を惜しまなかった。
 
 LAの美人リポーターも感動した大谷の対応力。野球人の模範たる振る舞いの反響は広まる一方だ。

構成●THE DIGEST編集部

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