特別な侍対決が実現した。
現地6月7日、セントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーは、本拠地ロサンゼルス・ドジャース戦に「1番・左翼」で先発出場し、4打数1安打をマーク。2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のチームメイトとして一緒に世界一を達成している山本由伸との初対戦は、3打数1安打、2三振という結果に終わった。
まず第1打席でスプリットにバットが空を切り、三振に倒れたヌートーバーは、続く2回2死満塁の第2打席もスプリットで空振り三振。その直後、悔しそうにヘルメットを叩きつける姿も見られたが、5回1死一塁の第3打席では、詰まり気味の打球をなんとか左前に運び、チームの好機を拡大させた。安打を記録するのは、これが3試合ぶりだ。
【動画】7勝目はお預けも山本由伸が奪三振ショー
23年5月にはロサンゼルス・エンジェルス時代の大谷翔平と初対決し、3打席連続三振を喫していたヌートバー。試合後、米ミズーリ州地元紙『St. Louis Post-Dispatch』が取材映像を公開しており、その中で27歳の侍戦士は、「ショウヘイとヤマモトを相手に6打席連続三振だけは避けたい、と考えていた」と第3打席での心境を明かしている。
また、「とにかくバットに当てなければと思い、アプローチを変えた」と続けると、「本当に弱々しい当たりだったけど、ありがたいことにそれがたまたま抜けてくれた」とコメント。「ああいう投手が相手だと、我々にとって本当に簡単じゃない。対戦相手としてやるより日本代表で一緒に戦うときの方がずっと好きだ」と笑みを浮かべていた。
なお、試合はカーディナルスが2対1で勝利。現地8日の最終戦を残し、3連戦のカード勝ち越しを決めている。
構成●THE DIGEST編集部
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まず第1打席でスプリットにバットが空を切り、三振に倒れたヌートーバーは、続く2回2死満塁の第2打席もスプリットで空振り三振。その直後、悔しそうにヘルメットを叩きつける姿も見られたが、5回1死一塁の第3打席では、詰まり気味の打球をなんとか左前に運び、チームの好機を拡大させた。安打を記録するのは、これが3試合ぶりだ。
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23年5月にはロサンゼルス・エンジェルス時代の大谷翔平と初対決し、3打席連続三振を喫していたヌートバー。試合後、米ミズーリ州地元紙『St. Louis Post-Dispatch』が取材映像を公開しており、その中で27歳の侍戦士は、「ショウヘイとヤマモトを相手に6打席連続三振だけは避けたい、と考えていた」と第3打席での心境を明かしている。
また、「とにかくバットに当てなければと思い、アプローチを変えた」と続けると、「本当に弱々しい当たりだったけど、ありがたいことにそれがたまたま抜けてくれた」とコメント。「ああいう投手が相手だと、我々にとって本当に簡単じゃない。対戦相手としてやるより日本代表で一緒に戦うときの方がずっと好きだ」と笑みを浮かべていた。
なお、試合はカーディナルスが2対1で勝利。現地8日の最終戦を残し、3連戦のカード勝ち越しを決めている。
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