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「いい野球ができている」スキーンズ、またも勝ち星ならず! 防御率1.88&WHIP0.84の圧巻成績に報われぬ現実

THE DIGEST編集部

2025.06.09

リーグ屈指の投球を続けているスキーンズ。(C) Getty Images

 現地8日(日本時間9日)、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズが、敵地シチズンズバンク・パークで行なわれたフィラデルフィア・フィリーズとの3連戦最終日に先発登板した。
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 スキーンズは7回2/3(97球)を投げ、2安打7奪三振1四球の力投。1失点(自責点0)で1対1の同点のままマウンドを降りた。試合は2対1でパイレーツが勝利し、フィリーズとの3連戦をスイープ。スキーンズは勝利投手とはならなかったものの、チームの連勝に貢献した。
 
 試合後、スキーンズは米放送局『ESPN』の取材に対し「最近、いい野球ができてると思うんだけど、勝てなかったり、あと1点届かなかったりする試合が続いてた。それでも、今やってる野球の内容には満足してるし、それがようやく勝ちにつながるようになってきたのは嬉しい。連敗は簡単に起きるものだから、ここからも頑張っていきたいね」と語り、チームの勝利を喜んだ。

 スキーンズは今季14試合すべてに先発し4勝6敗。91イニングを投げて、防御率1.88という圧巻の数字を記録。さらに、1イニング当たりに許した走者の数を示すWHIPは0.84をマークしている。勝利数こそ伸び悩んでいるが、内容ではリーグ屈指の投球を続けている。

構成●THE DIGEST編集部

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