大谷翔平の投手復帰に大きな期待が集まっている。
ロサンゼルス・エンジェルス時代に大谷の二刀流を間近で見守っていた、カリフォルニア紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者が、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者のインタビューで、大谷について語った。
二刀流選手としてエンジェルスに加入した大谷を見て、フレッチャー記者は「面白いことにアメリカに来た当初、周囲は大谷を打者だと思っていなかった。『大谷は投手。打者としては成功しない』と言われていた。もし高校卒業後すぐにアメリカに来て、ドジャースと契約していたら打者になることはなかったと思う」と語った。
エンジェルスではチームの理解もあって投打二刀流を実践。1年目の2018年に10度の登板で4勝を挙げ、打者としても22本塁打。18年10月に右肘を手術した影響で19年の登板はなかったものの、19本塁打を記録した。
新型コロナウィルスによる短縮シーズンとなった20年は怪我もあって投手登板は2度にとどまり、21年から二刀流の真価を発揮。21年から9勝・46本塁打、22年は15勝・34本塁打、23年には10勝・44本塁打で、21年と23年にMVPを受賞している。
23年9月に二度目の右肘手術を受けた影響で、ドジャースに移籍した24年は打者に専念。MLB史上初の「50ー50」を達成し、自身三度目のMVPに輝いた。
フレッチャー記者は、「私はずっと、大谷はピッチャーの方が好きなんだと思っていた。でも、投手年月が経つにつれて、打つ方も楽しんでいるように見えてきたんだ。投手として何度も怪我をしたからかもしれないし、打者なら毎日試合に出場できるからかもしれない。もし投手か打者のどちらかを選ばないといけないとしたら、彼は打者を選ぶと思う」と語った。
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そんな大谷は今シーズン、2年ぶりに投手復帰する。“打者”大谷を推すフレッチャー記者も、大谷の二刀流を楽しみにしているひとりだ。
「それでも彼の最終的な選択は、やはり“両方”だと思う。なぜなら大谷は、唯一無二の存在でありたい、誰にもまねできないことを成し遂げたいと考えている。それが彼にとっての“二刀流”だからね」
さらに、一部メディアで報じられている大谷のリリーフ説については、「大谷のルーティンはとても長いから、リリーフ登板するなら準備の時間が30分くらい必要になる。ルーティンを考えれば、先発のほうがうまく機能すると思う」と語った。
オールスター前後とも言われる大谷の投手復帰は、米国でも特大のトピックになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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ロサンゼルス・エンジェルス時代に大谷の二刀流を間近で見守っていた、カリフォルニア紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者が、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者のインタビューで、大谷について語った。
二刀流選手としてエンジェルスに加入した大谷を見て、フレッチャー記者は「面白いことにアメリカに来た当初、周囲は大谷を打者だと思っていなかった。『大谷は投手。打者としては成功しない』と言われていた。もし高校卒業後すぐにアメリカに来て、ドジャースと契約していたら打者になることはなかったと思う」と語った。
エンジェルスではチームの理解もあって投打二刀流を実践。1年目の2018年に10度の登板で4勝を挙げ、打者としても22本塁打。18年10月に右肘を手術した影響で19年の登板はなかったものの、19本塁打を記録した。
新型コロナウィルスによる短縮シーズンとなった20年は怪我もあって投手登板は2度にとどまり、21年から二刀流の真価を発揮。21年から9勝・46本塁打、22年は15勝・34本塁打、23年には10勝・44本塁打で、21年と23年にMVPを受賞している。
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フレッチャー記者は、「私はずっと、大谷はピッチャーの方が好きなんだと思っていた。でも、投手年月が経つにつれて、打つ方も楽しんでいるように見えてきたんだ。投手として何度も怪我をしたからかもしれないし、打者なら毎日試合に出場できるからかもしれない。もし投手か打者のどちらかを選ばないといけないとしたら、彼は打者を選ぶと思う」と語った。
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さらに、一部メディアで報じられている大谷のリリーフ説については、「大谷のルーティンはとても長いから、リリーフ登板するなら準備の時間が30分くらい必要になる。ルーティンを考えれば、先発のほうがうまく機能すると思う」と語った。
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