スーパースターがまた歴史に名を刻んだ。

　米専門局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者は現地６月11日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が元同僚のマイク・トラウト（ロサンゼルス・エンジェルス）以来の記録を達成したと自身のXで伝えた。

【動画】大谷翔平がトラウトの記録に並んだ瞬間。快足飛ばし一気に三塁を陥れる！ 　同日のサンディエゴ・パドレス戦に「１番・DH」で出場した大谷は、２点リードの９回に右中間へ今季５本目となるスリーベースヒットを放つと、その後ウィル・スミスのタイムリーで生還。ダメ押しの追加点となるホームベースを踏んだ。

　大谷はこれで今季、23本塁打＆５三塁打。同記者によれば、５シーズン連続で20本塁打＆５三塁打を達成するのは、2012～16年のトラウト以来初めて。30本塁打＆５三塁打で見ると、1937～41年のジョー・ディマジオ（ニューヨーク・ヤンキース）までさかのぼるという。大谷が怪我無くこれまでの本塁打のペースを維持できれば、この記録にも届く計算だ。

　記録初年度の2021年には８三塁打でリーグ首位に立ち、直近の2024年には「54本塁打ー59盗塁」の伝説的記録を達成。偉才は今季も、その強打と俊足でチームに貢献し続けている。

構成●THE DIGEST編集部

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