ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が今シーズン中の投手復帰に向けて調整しているなか、米メディア『FanSided』は「LAのメガスターが先発ローテーションに戻ってきた場合、どの投手が苦境に立たされるのか」として、大谷にはじき出されるかもしれない３人の投手を名指しした。

　ひとり目がジャスティン・ロブレスキーだ。「このリストに最も簡単に入れられるのが、この若き左腕だ。率直に言って、いまメジャーで登板の機会を得ているのは、先発陣に負傷者が続出しているから。投手陣に負傷者がいなくなれば、トレード要員として話題になっていただろう」と記した。

　ふたり目は「投手陣が全員健康であれば、そのなかで最下位に沈むかもしれない」と評したトニー・ゴンソリン。「前述の寸評は、ゴンソリンが悪いわけではない。ドジャース先発陣の４～５人は、いずれもサイ・ヤング賞クラスだからだ。大谷が投手復帰すればブルペンに回る可能性もある」と、現在は負傷者リスト入りしている右腕がリリーフとしてチームに貢献する道を指摘している。

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  　３人目はダスティン・メイだ。「ドジャースは数か月のうちに、メイかクレイトン・カーショウのどちらかを選ばなければいけない可能性がある。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、山本由伸、佐々木朗希、そして大谷。あと１枠はカーショウの可能性が高いとし、「今後１、２か月のパフォーマンスが、ドジャースでシーズンを終えられるかどうかが決まる」と予想した。

　スネル、グラスノー、佐々木が戦線離脱しているなか、ドジャースのローテーションを担ってきた３投手の立場は、盤石なものではないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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