ボストン・レッドソックスで3シーズン目を迎えている吉田正尚が、まもなく実戦でプレーすると米国内で報じられている。
昨年10月に手術を受けた右肩が少しずつ回復に向かっているようだ。マサチューセッツ州ボストンを拠点とするスポーツ専門のラジオ局『WEEI』のロブ・ブラッドフォード記者が現地時間6月10日、「ヨシダは2週間ほど前にコルチゾン注射を受け、現在は105フィート(約32メートル)までスローイングを再開している」と現状を伝えた。また同記者によると、吉田が6月下旬から7月上旬までにマイナーでリハビリ出場を行なうという。
今季、吉田はオープン戦に指名打者として出場したものの、開幕前に負傷者リスト(IL)入りとなり右肩の回復を目指していた。公式戦出場がままならない中、吉田をめぐりトレード放出の噂なども流れたが、肝心のコンディションは戻りつつあるようだ。
この地元ラジオ局による吉田のニュースは、現地各メディアが扱っている。スポーツ誌『Sports Illustrated』では公式サイト上において、「レッドソックスのDH兼外野手、マサタカ・ヨシダにようやく大きな進展」と銘打ったトピックを配信した。マイナーのゲームに出場の目途が立ったとして、「今季ここまで、ヨシダの実戦復帰に向けた具体的なスケジュールが示されたのはこれが初めて」と綴り、その上で、「今後レッドソックスが彼をどのように起用していくのか注目される」と見通している。
また、米メディア『FANSIDED』も吉田の回復状況を報じながら、「このニュースは、ヨシダ本人にとってもチームにとっても朗報だ」と伝えた。
だがその一方では、今季開幕以降、ジャレン・デュラン、ウィルヤー・アブレイユ、ロブ・レフスナイダー、セダン・ラファエラらが外野のポジションで出場していることで、「復帰の準備が整った際には、レッドソックスはヨシダをどこで起用するかという難題に直面する」と論じている。
同メディアは、吉田が5年契約の3年目であると強調しながら、「デュラン、アブレイユ、レフスナイダーはそれぞれトレード候補としての価値があり、ヨシダを外野で起用するためには、誰か(あるいは複数人)を放出する必要が出てくるかもしれない」とも綴っている。
吉田の今季初出場が近づいていることは間違いない。しかしその実現のためには、レッドソックスのラインナップが大きく変わる可能性もあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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今季、吉田はオープン戦に指名打者として出場したものの、開幕前に負傷者リスト(IL)入りとなり右肩の回復を目指していた。公式戦出場がままならない中、吉田をめぐりトレード放出の噂なども流れたが、肝心のコンディションは戻りつつあるようだ。
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だがその一方では、今季開幕以降、ジャレン・デュラン、ウィルヤー・アブレイユ、ロブ・レフスナイダー、セダン・ラファエラらが外野のポジションで出場していることで、「復帰の準備が整った際には、レッドソックスはヨシダをどこで起用するかという難題に直面する」と論じている。
同メディアは、吉田が5年契約の3年目であると強調しながら、「デュラン、アブレイユ、レフスナイダーはそれぞれトレード候補としての価値があり、ヨシダを外野で起用するためには、誰か(あるいは複数人)を放出する必要が出てくるかもしれない」とも綴っている。
吉田の今季初出場が近づいていることは間違いない。しかしその実現のためには、レッドソックスのラインナップが大きく変わる可能性もあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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