米スポーツメディア『ESPN』が現地6月19日(日本時間20日)、今季、両リーグのサイ・ヤング賞の有力候補についての最新予測を発表。記事では「オオタニ・ショウヘイが再びマウンドに上がった今、もう誰が本命かは明白だ」と冗談まじりに綴り、同16日、663日ぶり(レギュラーシーズン)に投手復帰を果たしたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手の名にも触れた上で、本命は昨季ナ・リーグ新人王を獲得した23歳右腕と予想した。
【動画】ドジャース大谷翔平の復帰登板の様子!
同メディアはナ・リーグのサイ・ヤング賞の有力候補として「スキーンズが本命中の本命です。現在、防御率1.85、ERA+236(防御率をリーグ平均と比較して、どれだけ優れているかを示す指標)、bWAR4.1(勝利貢献度)とすべての主要指標でリーグトップ級。WARはさらに上昇する可能性が高く、ERA+も多少下がる程度と見られます」と記し、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズを挙げた。
スキーンズは今季ここまで16試合に登板し、防御率1.85、4勝6敗、106奪三振、WHIP0.88の成績をマークしている。現時点でナ・リーグで唯一、対抗馬として名前が出たのはワシントン・ナショナルズのマッケンジー・ゴアだ。次のように同メディアは伝えている。
「ゴアは奪三振でリーグトップの119個を記録しており、スキーンズに次ぐ存在として名を挙げるには十分だ。しかし、bWARは3.1とスキーンズに1勝分の差をつけられており、防御率は2.89、ERA+137とゴアに及ばない」
一方、ア・リーグでは昨年の受賞者であるデトロイト・タイガースのタリク・スクーバル投手が再びトップ候補に。今季は15試合に先発登板し、8勝2敗、防御率2.06、117奪三振、WHIP0.85の好成績マークした。さらに完封勝利も1回記録しており、28歳の左腕についてこう評価した。
「bWARではスキーンズに次ぐ2位の成績。しかも、今季、完封勝利を記録しており、これは現代野球において極めて貴重なもの」
そのほかの候補としては、ニューヨーク・ヤンキースのマックス・フリード投手を「9勝2敗のリーグ最多勝(タイ記録)に加え、防御率は1.89とリーグトップにわずか0.04差と十分に競争力がある」と高評価。また、ボストン・レッドソックスのギャレット・クローシェイ投手は「スクーバルやフリードほどのインパクトはないが、見逃せない存在」、ヒューストン・アストロズのハンター・ブラウン投手は「侮れない。サイ・ヤング争いに食い込む可能性は十分」などと、それぞれに期待を寄せた。
両リーグともに好調な先発陣の中で今季、右肘手術からの完全復活を目指している大谷。投打二刀流の日本人右腕がこの争いに加わる日は、そう遠くないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「衝撃的な復活劇」ド軍の25歳右腕、4回1失点の好投。現地メディアも称賛「ローテーションを支えてくれる存在になるだろう」
【動画】ドジャース大谷翔平の復帰登板の様子!
同メディアはナ・リーグのサイ・ヤング賞の有力候補として「スキーンズが本命中の本命です。現在、防御率1.85、ERA+236(防御率をリーグ平均と比較して、どれだけ優れているかを示す指標)、bWAR4.1(勝利貢献度)とすべての主要指標でリーグトップ級。WARはさらに上昇する可能性が高く、ERA+も多少下がる程度と見られます」と記し、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズを挙げた。
スキーンズは今季ここまで16試合に登板し、防御率1.85、4勝6敗、106奪三振、WHIP0.88の成績をマークしている。現時点でナ・リーグで唯一、対抗馬として名前が出たのはワシントン・ナショナルズのマッケンジー・ゴアだ。次のように同メディアは伝えている。
「ゴアは奪三振でリーグトップの119個を記録しており、スキーンズに次ぐ存在として名を挙げるには十分だ。しかし、bWARは3.1とスキーンズに1勝分の差をつけられており、防御率は2.89、ERA+137とゴアに及ばない」
一方、ア・リーグでは昨年の受賞者であるデトロイト・タイガースのタリク・スクーバル投手が再びトップ候補に。今季は15試合に先発登板し、8勝2敗、防御率2.06、117奪三振、WHIP0.85の好成績マークした。さらに完封勝利も1回記録しており、28歳の左腕についてこう評価した。
「bWARではスキーンズに次ぐ2位の成績。しかも、今季、完封勝利を記録しており、これは現代野球において極めて貴重なもの」
そのほかの候補としては、ニューヨーク・ヤンキースのマックス・フリード投手を「9勝2敗のリーグ最多勝(タイ記録)に加え、防御率は1.89とリーグトップにわずか0.04差と十分に競争力がある」と高評価。また、ボストン・レッドソックスのギャレット・クローシェイ投手は「スクーバルやフリードほどのインパクトはないが、見逃せない存在」、ヒューストン・アストロズのハンター・ブラウン投手は「侮れない。サイ・ヤング争いに食い込む可能性は十分」などと、それぞれに期待を寄せた。
両リーグともに好調な先発陣の中で今季、右肘手術からの完全復活を目指している大谷。投打二刀流の日本人右腕がこの争いに加わる日は、そう遠くないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「衝撃的な復活劇」ド軍の25歳右腕、4回1失点の好投。現地メディアも称賛「ローテーションを支えてくれる存在になるだろう」
関連記事
- 大谷翔平の“大人な振る舞い”に球団OBから絶賛の嵐「現実離れしている」「腹を立てることができない」
- ド軍サヨナラのチャンスを奪った2つの“疑惑の判定”に米記者怒り「審判が試合を劇的に変えるのには、もううんざりだ」
- 「お前、誰だと思ってるんだ」パ軍監督の罵声にも冷静対応!パヘス、大谷翔平への死球に「フラストレーションがたまった」
- 【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!