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ド軍は投手の補強に消極的か。負傷者続出の現状にも「まだ楽観視している」とフリードマン編成総責任者「強い願いは、あくまでもトレードしないことだ」

THE DIGEST編集部

2025.06.22

60日間の負傷者リスト入りとなった佐々木。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成総責任者が、今季のトレードデッドラインでの投手補強に消極的だとド軍専門メディア『Dodgers Nation』が伝えた。

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 フリードマン氏は、離脱者続出による戦力不足を経験した昨季を教訓に昨オフ、トレードデッドラインで動かなくて済むように投手陣の選手層を厚くしたという。しかし今季も佐々木朗希をはじめ、タイラー・グラスノーやブレイク・スネルなど主力の離脱が続いている。

 そんな状況にもかかわらず、フリードマン氏は「まだ楽観視している」とコメント。「選手たちには、我々が計画している期限、またはそれに近い時期までに復帰してもらう必要がある。もしそれができない場合は、積極的に補強を行なうと示してきたが、我々の強い願いは、あくまでもトレードしないことだ」と続けた。

 大谷翔平がついに投手復帰を果たしたほか、ブルペンデーを決行して駒不足を何とか補って地区首位をキープしているドジャース。しかし復帰スケジュールが不透明な選手も多く、依然として台所事情は苦しい。

 金銭的な余裕があるにもかかわらず、フリードマン氏が補強に消極的な姿勢を示しているのは現有戦力で負傷者の穴を十分に埋められると考えてのことなのか、はたまた負傷者の離脱期間が長引く可能性は低いと考えているのか。この姿勢の成否は後半戦で分かるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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