現地６月22日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がワシントン・ナショナルズ戦に１番・投手兼指名打者として先発出場した。投手としては１回を投げて無安打無失点、２奪三振と力投。打者としては８試合ぶりの26号２ラン本塁打を放つなど２安打５打点の大活躍に本拠地ドジャー・スタジアムは熱狂した。
【動画】投打で大活躍！今季２度目の二刀流は１回２奪三振＆26号２ラン

　今季２度目の先発マウンドに立った大谷は先頭打者を初球で一ゴロ。味方の落球で走者を許すが、３番のルイス・ガルシアJr.をスイーパーで空振り三振。続くネート・ローにはカットボールで連続三振に仕留めた。

　打者としては２打席連続三振、四球と快音が出ていなかったが、７回に無死満塁の絶好機を迎える。大谷は内角に来たスライダーを振り抜き右翼線を破る走者一掃の３点適時三塁打で２試合ぶりのタイムリーヒットを記録する。

​​​​​​​　８回１死一塁の第５打席では、右腕ジャクソン・ラトレッジの速球を強振。左中間への打球はフェンス手前にいたファンのグラブに当たってグラウンドに落下して二塁打になるも、ビデオレビューの結果、ホームランに判定が覆った。
  　投打で大爆発した大谷のプレーを球団公式Xは26号２ランの映像とともにXにアップ。文面には「先発投手として試合に臨み、最後はホームランで締めくくった。唯一ショウヘイだけだ」と主張。二刀流の本領を発揮した大谷のパフォーマンスに唖然としながらも、その才能に賛辞を送った。

　投げては最速98.8マイル（約159キロ）を記録して２奪三振。打ってはリーグトップを走る26号弾。唯一無二の二刀流戦士は文字通り、“完全復活”へ着実に歩みを進めている。

構成●THE DIGEST編集部

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