二刀流戦士の確かな復調が注目されている。
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は現地6月22日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に今季2度目となる1番・投手兼指名打者として先発出場。投げては無安打無失点、2奪三振の好投を見せた。打っては7回に3点適時三塁打、8回にはダメ押しの26号2ランホームランを放つなど2安打5打点と爆発した。
【動画】進化した大谷翔平の“魔球”スイーパーのエグい曲がり
ドジャー・スタジアムの大歓声を浴びながら背番号17が復帰2戦目のマウンドに立った。初回、先頭のC.J. エイブラムズを初球で一ゴロ。続くジェームズ・ウッドを遊飛に打ち取ったかに思えたが、ムーキー・ベッツの落球で出塁を許した。
しかし大谷は動揺することなく3番のルイス・ガルシアJr.をカウント2-2で追い込み、5球目は内角低めに打者の膝下まで曲がるスイーパーで復帰後初の空振り三振をマーク。4番のネート・ローはカットボールで再び空振り三振を奪い、笑顔でベンチへ引き揚げた。
大谷のピッチングを見た複数の米記者は右腕が投じた“ある魔球”に注目していた。
米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンサレス氏はルイス・ガルシアJr.を空振りに斬って取ったスイーパーを「内側へエグい角度で飛び込んだ」と絶賛。MLB公式のデータ解析ツール「Statcast」で分析を担当するデイビッド・アドラー氏も球速86マイル(約138.4キロ)で鋭く曲がったスイーパーの軌道に目を細めた。
他にも、地元紙『Los Angeles Times』のドジャース番記者ジャック・ハリス氏は「今回は前回と比べて、かなりキレがあった。ショウヘイは2つの三振を奪い、18球のうちストライクは12球だ」と高評価。全米屈指の投球分析家で“ピッチングニンジャ”の異名を持つロブ・フリードマン氏はガルシアJr.からの三振映像を添え、「凶悪すぎるスイーパーだ」とその切れ味に舌を巻いた。
復帰初戦(16日)のサンディエゴ・パドレス戦は制球難で2安打1失点。この日は最速98.8マイル(約159キロ)を記録したうえ、669日ぶりに奪三振をマークした大谷。唯一無二の二刀流プレーヤーは完全復活に向け本来の姿を取り戻しつつある。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「可哀想なあの子にボールをあげて」大谷翔平の26号ボール落球にガン泣き...同情の声が続々「大谷さんグッズ渡るといいなあ」
【記事】大谷翔平の8試合ぶり26号2ランの裏でとんでもない悲劇が...現地実況も同情寄せた“ガン泣き”「なんてこったダディ」
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は現地6月22日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に今季2度目となる1番・投手兼指名打者として先発出場。投げては無安打無失点、2奪三振の好投を見せた。打っては7回に3点適時三塁打、8回にはダメ押しの26号2ランホームランを放つなど2安打5打点と爆発した。
【動画】進化した大谷翔平の“魔球”スイーパーのエグい曲がり
ドジャー・スタジアムの大歓声を浴びながら背番号17が復帰2戦目のマウンドに立った。初回、先頭のC.J. エイブラムズを初球で一ゴロ。続くジェームズ・ウッドを遊飛に打ち取ったかに思えたが、ムーキー・ベッツの落球で出塁を許した。
しかし大谷は動揺することなく3番のルイス・ガルシアJr.をカウント2-2で追い込み、5球目は内角低めに打者の膝下まで曲がるスイーパーで復帰後初の空振り三振をマーク。4番のネート・ローはカットボールで再び空振り三振を奪い、笑顔でベンチへ引き揚げた。
大谷のピッチングを見た複数の米記者は右腕が投じた“ある魔球”に注目していた。
米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンサレス氏はルイス・ガルシアJr.を空振りに斬って取ったスイーパーを「内側へエグい角度で飛び込んだ」と絶賛。MLB公式のデータ解析ツール「Statcast」で分析を担当するデイビッド・アドラー氏も球速86マイル(約138.4キロ)で鋭く曲がったスイーパーの軌道に目を細めた。
他にも、地元紙『Los Angeles Times』のドジャース番記者ジャック・ハリス氏は「今回は前回と比べて、かなりキレがあった。ショウヘイは2つの三振を奪い、18球のうちストライクは12球だ」と高評価。全米屈指の投球分析家で“ピッチングニンジャ”の異名を持つロブ・フリードマン氏はガルシアJr.からの三振映像を添え、「凶悪すぎるスイーパーだ」とその切れ味に舌を巻いた。
復帰初戦(16日)のサンディエゴ・パドレス戦は制球難で2安打1失点。この日は最速98.8マイル(約159キロ)を記録したうえ、669日ぶりに奪三振をマークした大谷。唯一無二の二刀流プレーヤーは完全復活に向け本来の姿を取り戻しつつある。
構成●THE DIGEST編集部
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