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「本当に苛立っている」ゴンソリンが60日ILに移行... 指揮官も「復帰は分からない」と語るなか、本人は「プレーオフで締めくくりたい」と強い覚悟

THE DIGEST編集部

2025.06.24

60日間の負傷者リスト入りとなったゴンソリン。(C)Getty Images

 現地6月19日(日本時間20日)、ロサンゼルス・ドジャースのトニー・ゴンソリンが15日間の負傷者リスト(IL)から60日間のILに移行された。6月4日のニューヨーク・メッツ戦登板後に右肘の違和感を覚えたが、幸いにも内側側副靭帯(UCL)に損傷は確認されなかった。
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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、地元メディア『Dodger Blue』に対し、ゴンソリンの60日間の負傷者リスト入りについて「復帰はいつになるか正直分からない。彼のこれまでの経緯や、まだボールを握っていないことなどを踏まえると、それ以前(負傷後から60日より前)に戻ってくる見込みはほとんどない。だからこの措置は理にかなっている」と説明した。
 
 また、同メディアは、度重なる離脱にゴンソリンが強い苛立ちを見せていることを報じた。「正直、自分がチームに迷惑をかけているように感じている。僕が投げるべきイニングを誰かが負担しているわけだから。でも野球ってそういうもので、ケガはつきものだ。だけど、やっぱり本当に悔しい。フラストレーションがたまるよ」と無念さを滲ませた。

 さらにゴンソリンは、「強化に時間を費やし、それを乗り越えてきたのに、また背中の怪我、そして今度は腕。自分の体が思うようにならないことに本当に苛立っている。長引かないことを願ってるし、プレーオフではしっかり投げて、シーズンを締めくくりたい」と、復帰への強い思いを口にした。

 今シーズン、ゴンソリンは先発として7試合に登板し、3勝2敗、防御率5.00、WHIP1.42を記録している。早期の回復とマウンドへの復帰が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

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