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「再獲得はもってのほかだ」ドジャースへの復帰が噂される“WSのヒーロー”、米記者は猛反対!「別の選択肢を検討するべき」

THE DIGEST編集部

2025.06.25

ドジャースへの復帰説が噂されたレッドソックスのビューラー。しかし、直近の試合ではいい数字を残せていない。(C)Getty Images

ドジャースへの復帰説が噂されたレッドソックスのビューラー。しかし、直近の試合ではいい数字を残せていない。(C)Getty Images

「ロサンゼルス・ドジャースは、ワールドシリーズのヒーローとの衝撃的な再開など考えるべきではない」。米メディア『FanSided』のスコット・ローガスト記者が、このように主張した。

 ドジャースの先発陣は、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希、トニー・ゴンソリンが負傷者リスト入りしており、かねてからトレード期限までに即戦力投手の獲得が噂されている。

 そのなかには2024年のワールドシリーズ胴上げ投手で、オフにボストン・レッドソックスと契約したウォーカー・ビューラーも含まれている。24年シーズン終了後、ビューラーに1年2105万ドル(約30億円)のクオリファイングオファーを出さなかったドジャースは、スネルや佐々木といった先発投手と契約している。

 ローガスト記者は、「ドジャースはビューラーと契約できたにもかかわらず、スネルや佐々木に軸足を移した。いま先発ローテーションに問題が発生したからといって、ビューラーとの再契約を検討すべきではない。もしトレードで先発を獲得するのであれば、別の選手を補強するべきで、再獲得はもってのほかだ」と猛反対した。

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 レッドソックスに移籍したビューラーは苦戦している。「初登板で7安打を打たれて4失点を喫し、負け投手になった右腕は、その後の5試合で4勝と調子を取り戻した。しかし、肩の故障で負傷者リスト入りすると、復帰後は散々な結果となった」とローガスト記者が伝えたように、ビューラーは13度の先発で5勝5敗、防御率6.29。6月に限れば4度の登板で1勝2敗、防御率は11.57と絶望的な数字を叩き出している。

「数字に加えて、そもそもレッドソックスはトレード期限までに放出する意思はなさそうだ。もし、先発投手を補強するにしても、別の選択肢を検討するべきだ」

 一時はビューラーのドジャース復帰説が米メディアを賑わせたものの、直近の成績によってそんな声も下火になっている状況だ。

構成●THE DIGEST編集部

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