今季サンフランシスコ・ジャイアンツからロサンゼルス・ドジャースに単年契約で移籍した左打ちの外野手マイケル・コンフォートは、期待された長打力も影を潜め、昨日の時点で打率.171と苦戦が続いている。
【動画】コンフォートの逆転３ラン本塁打！

　現地24日（日本時間25日）、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦では、３回に二塁打、続く４回には第５号となる逆転３ランホームランを放ち、マルチ安打を記録。試合後、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』に対し、「ヒットになってくれる当たりが出ると自信につながる。メンタル面は野球において非常に重要なので、少しでも流れが欲しかった」と語り、復調への手応えを口にした。
  　デーブ・ロバーツ監督は、コンフォートの現状について「来月は彼にとって非常に重要だ」と強調した。「私はこれまでも彼に信頼を示してきたし、状態は上向いていると思う。ただ、我々はトレード期限が近づくにつれて、球団としてより良くなる方法を模索し続ける」と現実的な視点を示した。また「本人にはそうしたプレッシャーを意識しすぎず、毎日少しずつ前進してほしい」と、厳しい見方を示しつつも、期待を寄せた。

　トレード期限が迫る中、コンフォートはまさに正念場を迎えている。この一打をきっかけに復調できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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