現地６月26日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に３対１で勝ちスイープを達成。連勝を４に伸ばした。１番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平は７回に２戦ぶりの28号ソロホームランを放つなど３打数１安打１打点（１四球）の活躍だった。

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　初回の第１打席はロッキーズ先発左腕オースティン・ゴンバーの高め直球に手が出て、ボテボテの二ゴロに終わる。

　ドジャースはメジャー通算216勝目を狙うベテラン左腕クレイトン・カーショウが８試合目の先発登板。立ち上がりは三者凡退に抑えたが、２回にブレントン・ドイルに６号ソロを浴びて先制点を許す。

　１点を追うドジャースは３回１死二塁で大谷に２度目の打席が回るが、ここはボールをしっかり見極めて四球で出塁。このあと相手の暴投で二、三塁にかわると、２番ムーキー・ベッツの一塁への適時内野安打で同点につなげた。

　１対１で迎えた５回２死三塁の第３打席は勝ち越しのチャンスだったが、低めのナックルカーブを引っ張り一ゴロに倒れる。

　ドジャースは６回無死一、二塁のチャンスに３番フレディ・フリーマンの右適時打で２対１と勝ち越しに成功。１点を失ったカーショウは３回以降、ロッキーズ打線に許したヒットはわずか１本と手玉に取り、６回まで２安打５奪三振１失点と好投した。
  　すると７回、クアーズ・フィールドにファン待望の快音が轟く。大谷は相手４番手タイラー・キンリーのスライダーを完璧に捉え右中間席にまで運んだ。リーグでは２位のユジニオ・スアレス（アリゾナ・ダイヤモンドバックス）に３本差をつける豪快な一発はカーショウを援護するとともに３連勝中のチームに勢いをつけた。

　７回以降、ドジャースはブルペン陣がノーヒットに抑え、最後は守護神タナー・スコットが締めて17セーブ目。投打がガッチリと噛み合ったドジャースが快勝し、カーショウは６月無傷の４連勝を飾った。

構成●THE DIGEST編集部

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